よくある質問

アクティブラーニングって何?

今、話題のアクティブラーニングって何?ここ数年、テレビやインターネットでアクティブラーニングという言葉をよく聞きますね。

以前の記事「本当の英語力とは?」の中でも紹介した、今後日本の学校でも導入されるアクティブラーニング型の授業スタイル。

従来の先生主導型&知識詰め込み型の授業と比べると、学習者が体験活動の中で主体的に、また、他者と協力しながら学ぶため深い理解を得ることができ、より判断力や表現力がつくだけでなく、自ら考え行動できる子供たちを育てる学習スタイルとしてアメリカではすっかり定着しています。日本の教育現場では、遅ればせながらようやく注目を集めるようになってきました。

アメリカの高校でよくある授業風景その1

アクティブラーニングの先進国であるアメリカでは、実際にどのような授業が行われていて、どのようなスキルを身に付けることが求められているのかご紹介します!
グループ活動をとおしてコミュニケーションスキル&チームワークスキルの向上

少人数グループごとに課題やテーマが与えられ、グループ内でディスカッションをしながら問題の解決方法や実現手段について意見を出し合って理解を深め、内容をまとめます。学期末などに、プレゼンテーションやポスター&パネルなど、グループで作ったもの見せながらクラスで発表するところまで行います。発表内容、プレゼンテーションスキル、発表に至るまでの情報収集や事前調査といったチームへの貢献度も評価の対象となります。

積極的に発言する、グループ内での役割分担を考える、発表用に内容をまとめるなど、学習内容の理解以上に学ぶことが多い授業スタイルですよね。アメリカでは、小学校低学年のうちから、こうした協動学習や発表練習を頻繁に行ってスキルを高めていきます。

アメリカの高校でよくあるよくある授業風景その2

論拠に基づいたディベートスキルの向上

事前に宿題として読んだり調べたりするように言われていた内容(論文や小説の特定の箇所であったり、歴史上の大きな出来事や特定の政策内容など)に対して、授業ではクラスを「賛成側」と「反対側」に二分割して、それぞれの意見(賛成理由、反対理由)を発表していきます。その際には、考えの基となった資料や参考にした情報を提示し、より説得力を持ったディベートを行います。中立的立場で、議論を上手に促したり、視点を変えたりするファシリテーター役を生徒が行う場合もあります。

一つの問題を、自分とは異なった立場の意見を聞いた上で、さらに自分の意見を主張していくという高度なディベートテクニックやパブリックスピーキングスキルが身に付きます。

意見が言えるアメリカ

意見を言わないと授業に出ている意味がない

こうした授業が成功する一番の理由は、もともとアメリカの学校には、誰でも意見を自由に言える雰囲気があるからです。黙っていても良い成績はつきません。筆記テストだけできてもだめなのです。

それぞれの意見を尊重し、人間力を育てる授業が盛んなアメリカの学校で勉強してみませんか?

アユサ高校交換留学
www.intraxjp.com/ayusa/

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