今日はイスラエルとアメリカとの関係についてアユサ高校交換留学の根本先輩から聞いてみましょう!イスラエルは、アメリカの最大の同盟国と呼ばれるほど密接な関係のある国です。
イスラエルの歴史
イスラエルは、ユダヤ人によるシオニズムという運動がきっかけで建国された国です。シオニズムとは、多くのユダヤ人が昔住んでいた地にユダヤの国を再建し、独自の文化を復興させようという運動のことを言います。
このユダヤの地というのが、現在のイスラエルが建国された場所になります。
アメリカとイスラエルの関係
アメリカとイスラエルの関係の始まりは、アメリカがイスラエルの建国を経済支援したことでした。
60年以上の年月が経ち、アメリカのイスラエルに対する経済的、軍事的支援は次第に強くなっていきました。
レバノン侵攻
しかし、2006年にイスラエルのレバノン侵攻が報告されました。これによってアメリカは、イスラエルと、主にアラブ人が住むパレスチナ諸国の和平の責任が問われました。
オバマ前大統領は、イスラエル前大統領のネタニヤフ氏と対談し、パレスチナ諸国との和平と国境の改善を求めましたが、拒否されてしまいました。
そして、トランプ大統領は2017年に、エルサレムをイスラエルの首都として認めることを発表しました。エルサレムはイスラエルだけでなく、パレスチナ諸国の国民にとっても非常に大事な場所なので、争いが起きないよう、以前はどの国にも属さない地域でした。
バイデン氏の主張は?
トランプ氏の対応に対し、バイデン氏は以下のように述べています。
We should repair Israel-Palestinian conflict and reestablish long-standing norms of the US policy regarding this issue.
イスラエル・パレスチナ間の衝突を改善し、長年のパレスチナ問題に対するアメリカの政策を再構築すべきだ。
【覚えたい単語!】
・ Repair: 修復する
・ Conflict: 争い
・ Reestablish: 再確立する
・ Long-standing: 長年の
・ Norm: 基準、規範
・ Regarding: 〜に関する。
アメリカで政治の話になると、中東諸国との関係は欠かせない話題です。
少しでも知っておくと、現地での会話や授業にも役に立ちます。しかし、複雑な問題ではあるので、発言するときは攻撃的な言い方にならないように注意しましょう。
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