それでは、英文履歴書の書き方① の続編として
英文履歴書の構成について紹介します。
英文履歴書は、シンプルなレイアウトと、企業が求めている能力、経験、資格を簡潔に、しかも目に留まりやすいようにまとめ、
更には、自分が成し遂げてきた実績を含めながら記載するのが鉄則といえます。
英文履歴書のルール
英文理履歴書を書く際のルールです。
( 1 ) the、a / an定冠詞、不定冠詞は省略する
( 2 ) I、me、you、they、we、us等の人称代名詞等は省略する
( 3 ) 文章を動詞で始める(ビジネスレベルの動詞)
( 4 ) 数字はアラビア数字を使う
( 5 ) フォントはTimes New Roman か Arialを使用する
( 6 ) A4サイズ1ページにバランスよく入る内容とする
英文履歴書の構成
英文履歴書は、履歴書と職務経歴書の両方の機能を備え、基本的に以下の 5 つの要素で構成されます。
記載する順序は以下の順序が基本ですが、実績やスキルの要約を強調する場合は、それらを最初にもってくるなど、ある程度自由に入れ替えることが出来ます。
( 1 ) Contact Information: 氏名および連絡先
( 2 ) Summary of Qualifications: 自己PR
( 3 ) Education: 学歴
( 4 ) Work Experience: アルバイト、インターンなども含んだ職歴
( 5 ) Skills: 資格、スキル
【Contact Information】
アメリカの履歴書には、生年月日、性別、婚姻の有無、子供の有無、健康状態、身体の特徴などは書きません。
写真の貼付もしません。
【Summary of Qualifications】
日本人は謙虚さを美徳としていますが、英文履歴書内で謙虚な書き方をすると、海外の担当者が履歴書をみた場合、自信がない人、その程度の能力しかない人とみなされ書類選考では落ちてしまう可能性が高くなります。
では欧米人はどのように自分を PR しているのでしょう。
以下の記述はある履歴書から抜粋したものです。
・Ability to achieve goals
・Good computer skills (Word, Excel, and PowerPoint)
・Communication skills with 3 years of customer service experience
・Effective leadership and organization skills
・Positive thinking, time conscious, and motivated
このように、自信をもって、「リーダーシップに優れている」と言い切っています。Summary of Qualificationsは自己PRに適切な箇所となります。
【Education/Work Experience/Skills】
応募する仕事内容とこれまでの学歴、職歴、スキルがどれだけマッチしているかをアピールしなくてはなりません。
一般的に日本の履歴書は昔からさかのぼって書くスタイルですが、
アメリカの履歴書は、一番近い経歴(学歴と職歴)から記していきます。
アメリカ インターンシップ、アメリカで働く
www.intraxjp.com/internships/
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