アメリカで11年生が受験するPSATは、SATの練習として受験します。
このテストで優秀な成績をおさめると高校で表彰され、奨学金資格が獲得できます。このプログラムをNMSQT（National Merit Scholarship Qualifying Test）といいます。
Commended Scholar
では具体的に優秀な成績とは何点なのでしょうか？
これは州や地域ごとに異なる「コミュニティカット」（Commended）と呼ばれるスコアが設定されていて、このスコア以上をとると、奨学金の資格を得られる可能性が高まります。州によって違いはありますが、一般的に受験生全体の上位３％から４％の範囲に入ります。
Commendedも優秀なスコアですが、その他にSemi-finalist（上位数パーセント）が選ばれ、 追加の文書（成績や推薦状など）を提出し、さらにFinalistが選ばれます。Finalistに選ばれた生徒は、National Merit Scholarship Programから奨学金を受ける資格を得ることができます。
奨学金を得るプログラムに参加するためには、アメリカのCitizenship（市民権）が必要です。アメリカ国外においてもStudying AbroadとしてCommendedスコアがありますので、日本国内のインタナショナルスクールでも表彰されることがあるのですね。
日本に帰国後のSAT受験についてはこちらをどうぞ。
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