ぺットと聞いて最初に思い浮かぶのは犬猫が多いのではないでしょうか？ペットについての考え方や接し方にもお国柄や生活環境、文化の違いがあります。今回は犬とのつきあい方について考えてみましょう。
日本・人気犬種
日本では、トイ・プードルが11年連続の人気ランキングトップです?
トイ・プードルが人気な理由は、なんといっても、ぬいぐるみのような愛らしさですね。そして、毛が抜けにくく、賢い小型犬は、東京のような都市部では飼いやすい犬種です。
アメリカ・人気犬種
一方、アメリカで最も人気のあるのはラブラドール・レトリーバーです！29年連続の1位です?
アメリカでは、大型でがっしりとした、犬らしいイメージの強い犬種が好まれます。ラブラドールは、狩りが好きで、泳ぐのも得意です。身体能力や知能も高いので、多方面で活躍しています。そして温厚でフレンドリーな性格なので家庭犬としても最適です。
ペットは我が子、日本
日本では多くの場合、犬は「愛でる」対象です。
服を着せたり、カートに乗せたり、ドッグカフェで一緒に食事を楽しんだりする「わが子」という位置づけが強いように思います。最近では雨の日に散歩できるよう犬用の傘まであるようです。
トイプードルに次いで、チワワ、MIX犬、柴犬、ミニチュア・ダックスフンド、ポメラニアンなどが人気です。
ペットはパートナー、アメリカ
一方、アメリカでは、犬は「パートナー」です。一緒にフリスビーをしたり、川遊びをしたり、山歩きをしたりします。お世話をするというより良き友という位置づけでしょうか。
広い大地に恵まれたアメリカンライフスタイルに合った犬種として、ラブラドールが長年愛されているのでしょう。
ラブラドールに次いで、ジャーマン・シェパード、ゴールデン・レトリーバー、フレンチ・ブルドッグなどが人気です。
子犬、子猫、ペットショップでの販売禁止
営利を目的として劣悪な環境で愛玩動物を大量に繁殖させているパピーミル(子犬工場)やキトンミル(子猫工場)に対する取り組みが各国で進められてます。
イギリスでは、ペットショップでの子犬・子猫の販売が禁止されています。そして、アメリカでもアリゾナ州のフェニックス市やカリフォルニア州でペットショップでの販売を禁止しています。
日本でも劣悪な環境で繁殖のみを目的とした営利目的のブリーダーが、売れ残ったペットたちを山奥に放置するといったニュースを聞きますね。悲しい事に多くの動物たちが犠牲になっている可能性が高いようです。大切な命を守りましょう！
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