みなさん、こんにちは。
最近は、日本の大企業でも外国人採用などが積極的に行われていますね。そして、逆に日本人が海外で働いたり、起業する話を聞くこともあるかと思います。
今日はグローバル人材に求めらえれる要素についてお話します。
企業が求めるグローバル人材とは
厚生労働省、第9回雇用政策研究会資料によると企業が求めるグローバル人材は以下のとおりです。
・未知の世界、時に非常に厳しい環境に、『面白そうだ』『やってみたい』という気持ちで、積極的に飛び込んでいく前向きな気持ち、姿勢・行動力を持っていること。
・そして、入社後に一皮、二皮剥けるため、『最後までやり抜く』『タフネスさ』があること。しっかりと自分の頭で考え、課題を解決しようとすること。
グローバル人材の要素
「グローバル人材」に求められている要素とは以下の3つです。
① 未知の世界に飛び込む行動力
② 最後までやり抜くタフネスさ
③ 自分で考え、課題を解決する能力
では、この3つの素養は、どうすれば養うことが出来るのか、という点について考えてみましょう。
① 未知の世界に飛び込む行動力
未知の世界に飛び込む行動力は、未知を楽しむ気持ちと想定外の事態に対応できる力を持つことから生まれます。
世界で働くということは、文化や言葉、習慣が違う人たちと仕事をするということであり、予定外のことが次々と起こる可能性があるということです。
そのような状況下でも、常識の違いを楽しみ、そして、次の一手を即座に考える力を養うことが重要となります。
② 最後までやり抜くタフネスさ
最後までやり抜く上で必要になるのが、チャレンジ精神です。
日本の企業から急に海外に派遣されたとしても、初対面の現地の人たちを動かし、今まで経験したことのない課題に立ち向かわなければなりません。
日本と異なる文化の中で、日本人でない人々と働くことは、これまでの常識ややり方が通じません。
そのため、さまざまな困難が予想されます。しかし、それらを乗り越え、最後までやりぬくチャレンジ精神が必要となります。
③ 自分で考え、課題を解決する能力
世界も経済もルールも変わっていく中で、答えがわからない問題に直面しても、自ら解決方法を見出していくことが必要です。
欧米では、物事を体系的に整理して筋道を立て、矛盾なく考えること、すなわちロジカルシンキング(論理的思考)が求められます。
問題があった場合、すぐに上司や同僚に相談するのではなく、まずは自分で課題や問題を要素別に仕分けして結論を導き出し、さまざまな視点から分析を行い、解決策を導き出すことが必要です。
世界とコミュニケーション
日本人同士であれば言葉にしなくてもわかり合えることでも、異文化を持つ相手には、目的はなにか、何をするのか、なぜするのか、などを論理的に説明しなければ納得してもらうことはできません。
特に、相手に自分の意思を明確に伝えるプレゼンテーション力は大切です。
プレゼンテーションでは、「アンサーファーストで説明をすること、そして、その結果にたどり着いた分析内容を端的かつ明確に説明する力」が必要です。
アメリカの大統領の演説はまさにこの手法ですね。
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