アリババ創業者の失敗（アメリカ留学）

みなさん、こんにちは。

今日は中国のアリババの創業者として成功したジャック・マー氏（以下「マー」）について紹介します。

アリババとは

アリババは中国のEコマース企業「Alibaba Group（阿里巴巴集団）」が運営するECサイトです。

BtoBのECサイトでは世界有数のシェアで、Amazonと並ぶとされています。

創業者のマーの進学やキャリアは失敗の連続でしたが、彼は、「たくさんの失敗をしてきたが、あきらめるという最大の失敗はしなかった」と言っています。

何か新しいことに挑むときに「失敗したらどうしよう」と不安になるものですが、彼はどのように失敗と向き合ってきたのでしょうか？

マーは1964年、中国の杭州で生まれ、学校の成績はあまりよくありませんでした。

中学、高校と4流とも言われるくらいの学校に通い、そのなかでも落ちこぼれとされていました。

大学入試には3度落ちました。中でも数学は大の苦手で、1点しか取れずの不合格ということもありました。

なんと、ハーバード大学にも10回挑戦し全て落ちました。

そこで、父親の紹介で本を運搬するアルバイトを始めます。

しかし、そんな日雇い生活に次第に疑問を感じるようになった彼は再び大学受験に挑戦し、杭州師範学院の英語科に補欠で合格します。

マーは、中学生になった頃、英語に興味を持ち、外国人観光客が宿泊するホテルに9年間も通いつめ、彼らの会話を聞いて英語を覚えました。

すでに英語は堪能だったために大学生活は順調に過ごします。

卒業後に就職活動をしても、30社全てに断られました。

その後、杭州電子科技大学の講師になり英語や国際貿易などを教えましたが、１ケ月に＄１０ほどの収入しかありません。

しかし、マーの授業は毎回評判で、教室の外にも彼の授業を求めて多くの学生が来ていたと言います。

この頃に出会った生徒や同僚の何人かが、のちにアリババの創業メンバーとなりました。

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