みなさん、こんにちは。
アメリカでは、9月の第一月曜日がLabor day（勤労感謝の日）で学校などがお休みとなります。今日はLabor dayについてお伝えします。
Labor dayとは
アメリカでは多くの人々がこのLabor dayで夏の終わりを感じます。Labor dayでは、日本で言う「勤労感謝の日」ですね。
アメリカでは9月が新学期の始まりです顔(*´▽｀*) 日本では新学期は4月ですが、アメリカでは9月です。
そしてアメリカンフットボールのキックオフのシーズンでもあります。アメリカのプロフットボールのNFLは9月10日にシーズンを開幕しました(*’▽’)
Labor Dayの始まり
19世紀ごろ、アメリカは過酷な労働状況が続き、女性たちや未成年も労働改革の原動力となりました。休日もなく、黒人差別もありました。
1844年、最初の女性労働組合の1つであるマサチューセッツ州ローウェル女性労働改革協会は、団結して工場での長時間労働に抗議しました。そして、労働者達は、労働組合を作り雇用主との交渉を始めました。1894年、プルマン・ストライキ(Pullman Strike)の際に、陸軍と連邦保安官の手で多数の労働者が殺害される事態に至たりました。その後、クリーブランド大統領の政権において、労働者との和解を最優先の政治課題とし「Labor day」を正式な祝日として承認しました。
現在のアメリカの労働
アフリカ系アメリカ人の労働活動家であるフィリップ・ランドルフは、より多様な職場環境を作るために最初に動いた1人です。彼は仲間とともに、1941年、連邦政府と国防産業でアフリカ系アメリカ人が雇用されていないことに抗議の声をあげました
現在、アメリカでは多くのアフリカ系アメリカ人や女性たちが社会で活躍しています。職種も、政治家、弁護士、医者、エンジニア、消防士まで幅広くなっています。また、これまでは女性の仕事とされていた看護師、フライトアテンダント、保育士の分野で男性も活躍できるようになっています。
さまざまな人の努力によりアメリカの職場環境は改善されていますが、まだ多くの課題が残されています。皆でより良い職場環境を作っていくことが大切ですね。
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