高校留学・高校交換留学

アメリカのコーヒー文化(アメリカ高校留学)

「アメリカンコーヒー」と聞くと味の薄いコーヒーを想像する方は多いのではないでしょうか?
実際にアメリカに行っても存在しない「アメリカンコーヒー」。今回は「アメリカ」と「コーヒー」についてご紹介します。

アメリカのコーヒーの歴史

アメリカでのコーヒーの歴史を調べてみると、色々な説が存在していますが、17世紀頃に紅茶とともにイギリスから伝わったと言われています。当時はイギリス人同様に紅茶を楽しんでいたアメリカ人ですが、独立戦争の流れとなった「ボストン茶会事件」をきっかけにイギリス人が好む紅茶ではなく、コーヒーを愛飲するようになったと言われています。

アメリカンコーヒーの由来

ただ、「アメリカンコーヒー」の歴史には、その紅茶が関わっています。アメリカ人がコーヒーを飲むきっかけは上記の通り、紅茶が嫌いになったためではなかったため、コーヒーをより紅茶に近い味にした浅煎りのコーヒー豆を多めのお湯で入れた、いわゆる薄いコーヒーを飲んでいたようです。(アメリカンコーヒー誕生については諸説あります)
ちなみに「アメリカンコーヒー」は和製英語と言われ、その理由は日本で普及したコーヒーがアメリカの薄いコーヒーだったためです。ちなみに英語では「ウィークコーヒー(弱いコーヒー)」がアメリカンコーヒーに近い味となります。

サードウェーブコーヒー

数年前からよく耳にするサードウェーブコーヒー。Third wave of coffee、つまり第3の波。コーヒーは今、第3の時代に入っているのです。
第1波は1960年代のコーヒー消費が大きく増えた時代、第2波はスターバックスなど量より質が重視された時代、そして第3波、複数の豆を混ぜず、生産地までこだわった質の高い豆を1杯ずつ丁寧に抽出する時代なのです。

ブルーボトルコーヒーと日本との関係

ブルーボトルコーヒーはGoogleやTwitterも出資していたアメリカ・サンフランシスコ誕生のサードウェーブコーヒーのパイオニア的存在です。
そのブルーボトルコーヒーはサンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどに展開していますが、初の海外展開に日本を選びました。創業者は1杯ずつ丁寧にコーヒーを入れる日本の喫茶店文化を取り入れることで、アメリカで成功したと話しています。大成功したコーヒーショップが日本の文化の影響を受けたというのは日本人としてはうれしくなりますね。


Photo by Tyler Nix on Unsplash

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