高校留学・高校交換留学

アメリカの携帯と5G(アメリカ高校留学)

アメリカ留学で気になる携帯電話会社について、そして次世代通信5Gの現状について見てみましょう。

アメリカの携帯会社

アメリカには大手の携帯電話会社は3つあります。

ベライゾン(Verizon)とAT&T(エイティーアンドティー)、そしてT-Mobile(ティーモバイル)で99%以上の顧客を分け合っています。少し前まではスプリント(Sprint)という会社があり、日本のソフトバンク傘下だったのですが、2020年4月にT-Mobileに吸収合併されました。

アメリカの携帯会社には2つの通信方式(GSMとCDMA)があり各会社によって異なっています。

最近のiPhoneはどちらの通信方式にも対応していることもあり、日本から持ち込んだSIMフリーのiPhoneでも問題なく使えますが、少し前のモデルやAndroidのスマホの場合は、モデルによって異なるようですので、注意が必要です。

アメリカの携帯料金

日本では菅総理大臣が「携帯料金値下げ」の提言を続けているように、世界的に日本の携帯利用料金が高いと言われています。

さて、実際のところはどうでしょうか。以下は総務省が2020年7月に発表した世界各国の国内シェア1位の携帯会社(日本はドコモ)の料金比較になります。(データ容量:月5GBの場合)

日本:6,250円
アメリカ:6,865円
イギリス:1,800円
フランス:1,986円
韓国:3,931円

日本はヨーロッパや韓国と比べて高いのですが、実はアメリカはさらに高いことがわかります。ただアメリカの携帯会社にはポストペイプラン(日本では一般的である料金後払い方式)以外にも、プリペイドプラン(料金前払い方式)を提供し、必要な分だけ事前に支払うというサービスも提供しています。例えば同じ5GBのプランで比較するとポストペイだと55ドル(約5,800円)がプリペイドだと40ドル(約4,200円)だったりします。

アメリカには他にも格安SIMを提供している会社が100以上存在するため、料金での競争だけでなく、品質や付随サービスを充実させているため、単純に日本より料金が高いというわけではないようです。

アメリカの次世代通信5Gの現状

その付随サービスの価値を一気に高める可能性がある次世代通信、5G。先月発表されたiPhone 12でも話題になりましたが、アメリカでは世界に先駆けて2018年から5Gサービスを開始しています。(日本は2020年3月から開始)

5Gとは最初の携帯電話で使われていた技術から5世代目なので、英語の5th Generationの頭文字から5Gと呼ばれています。現在主流の4Gの100倍早いとも言われていますが、まだ整備が完全に整っていないため、スピードは落ちるものの4Gの技術を転用した方法で早く5Gを全国に普及できるよう、各携帯会社は提供範囲を広げています。

数年後には「スピード」と「カバレッジ(提供範囲)」の両立を目指しているようです。皆さんが留学する際には、5Gを体感できるかもしれません。


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