昨日に引き続き、ジャクソン氏の経歴を見てみましょう。
ジャクソン氏の経歴
ジャクソン氏は、1996年にハーバード・ロースクールを卒業し、マサチューセッツ州連邦地方裁判所の判事と第1巡回区控訴裁判所の判事のもとで書記を務め、1999年から2000年の間は書記官を務めました。刑事司法分野では、コロンビア特別区の連邦公選弁護人事務所の控訴部門で連邦公選弁護人助手を務め、米国量刑委員会では3年間副委員長を務めました。
2012年、バラク・オバマ大統領はジャクソン氏をコロンビア特別区連邦地方裁判所の裁判官に指名しました。2021年6月には、バイデン大統領によってコロンビア特別区連邦控訴裁判所への指名されました。
これまでの任務経験が生きる
ジャクソン氏は、連邦公選弁護人事務所での勤務経験を持つ初の最高裁判事となります。
憲法学者は、ジャクソン氏が培ってきたこれまでの任務経験の重要性を指摘しています。ジャクソン氏が連邦弁護人の事務所で弁護したテロリストの被告人は「人間であり、彼らにも憲法の下で権利があり、それらの権利は法的保護なしには何の意味もない」としてます。弁護がなければ、刑事の「正義」は、無力な者に対して行使される「武力」に過ぎなくなってしまいます。ジャクソン氏のこれまでの経験が、無力の人を支える力にもなるのです。
引用: https://deathpenaltyinfo.org/news/senate-confirms-ketanji-brown-jackson-as-first-black-woman-to-serve-on-u-s-supreme-court
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