アメリカの生活

アメリカの医療(アメリカ留学)

みなさんこんにちは。近頃はコロナウイルス(Coronavirus disease (COVID-19))の影響もあり、なかなか家から出られない日々が続いていますね。

もう少しの辛抱だと胸に言い聞かせて、力を合わせて戦っていきましょう。今回は病気やウイルスに関して、アメリカの医療の事情についてお話ししたいと思います。

アメリカの医療保険、オバマケア

アメリカの医療保険(medical insurance)は、日本みたいに国民全員に与えられた国民皆保険(universal health care)はありません。

ほとんどの人は、個人で民間保険会社の保険や、勤務先等が提供する団体保険に加入します。

公的な保険もありますが、例えばメディケア(Medicare)は65歳以上や、障害があるなどの特定の条件を満たす人を対象にしています。

そこで日本のような「国民皆保険(universal health care)」の実現を試みたのがオバマ前大統領。

彼の医療保険改革プランはオバマケアとも呼ばれています。
英語)The president’s health care reform plan is nicknamed “Obamacare”.

民間保険会社からの反発

オバマ前大統領は高齢者など条件を満たす人だけでなく、国民全員が受けられる保険であるオバマケアを国が義務付けようとしました。

しかし、現在も問題になっているのが民間の保険会社からの反発。

アメリカ社会に長年定着してきた民間の保険会社のビジネスに支障が出て、アメリカ経済を脅かすのではないかという懸念を持つ人達もいるようです。

加えて、オバマケアの義務付けは保険の選択の自由の侵害だという声もあるそうです。

現在のトランプ大統領はこのオバマケアの廃止を前回の大統領選挙の際に公言していました。

オバマケアの未来はどうなるのか。ニュースを観てチェックしておきたい議論ですね。

アメリカで病院に行くには?

アメリカの医療費(medical expense)高くて有名ですよね。

アメリカでは、風邪や熱などの小さな病気ではお医者様には行かないのが一般的です。

もし留学中に体調がすぐれなくなった場合は、最初にホストファミリーなどに医師に診てもらうべきかを相談することをお勧めします。
英語)Should I go to see a doctor?

病院に診察に行くまではかなりの手続きがあります。アメリカの診察は基本予約制なので、まずは予約の電話を入れる必要があります。
英語)You need to call to make a doctor’s appointment.

担当主治医を決める

次に、family doctorと呼ばれる担当主治医を決めます。

担当主治医が診察や治療を行い、必要であれば専門医(specialist または各専門医の名称 例えば皮膚科医だとdermatologist)のところに行くように言われます。

また、初診の際、保険会社への連絡が必要なことが多いです。

役に立つフレーズ

最後に保険に関する短い英語のフレーズを紹介します。

① この場合、私の保険は適応されますか?
英語)Is my insurance applicable in this case?
単語)Insurance: 保険、Applicable: 適応されている

保険適応外だと高額な医療費を支払うことになりかねないので、きちんと確認しましょう。

② 保険込みでの金額はいくらになりますか?
英語)How much would it cost with my insurance?

具体的な金額を確認することも大切です。

③ この保険に加入できますか?
英語)Can I enroll in (join) this insurance?

「保険に加入する」という表現を使い際は、enroll in、joinなどを使うと良いでしょう。

今回はあまり楽しい話ではありませんでしたが、留学中も健康第一です。

風邪をひかないよう、手洗いうがいや適度な運動を心がけましょう!

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