イースターとは
イースターは「春分の後の最初の満月に次ぐ日曜日」です。
ちなみに今年のイースターは西方教会では4月12日、東方教会は4月19日です。
イースターはキリストが十字架にかけられて三日後に復活したことをお祝いする日です。
キリストが十字架にかけられて処刑されたことはよく知られていますが、実は処刑後にキリストは復活していると言われています。
そのキリストの復活をお祝いしているのが、このイースターというイベントです。
熱心なキリスト教の家ではキリストが亡くなったとされる金曜日と復活された日曜日の両方の日に教会に行きます。
イースターの過ごし方
キリスト教では無い家庭でも、春の訪れを祝うという意味で、アメリカでは多くの人がイースターを祝います。
アメリカの町では、イースターの週末に色鮮やかなプラスティックの卵が公園にばらまかれ、子供たちが一斉に卵を集めます。
プラスティックの卵をあけると、キャンディーや小さなおもちゃが入っているので、一つでも多く見つけようと子供たちは必死です。
イースターの日はクリスマス同様に、家族でご馳走を食べてお祝いをして過ごします。
一部の宗派ではイースターまでの一定期間に卵や肉、乳製品などを禁止する習慣があるので、解禁日となるイースター当日は食卓に動物性食品を中心とした料理が並ぶことが多いようです。
イースターバニーがやってくる
友人の家では、イースターの前の夜、「イースターバニー」が訪れ、20個ほどの卵を家中に隠します。
子どもをたくさん産むうさぎは繁栄の象徴です。
また、イースター前夜にいたずらうさぎが卵を隠したという言い伝えから「エッグハント」が生まれたという説もあり、うさぎもイースターのシンボルになっています。
卵を持ち踊っているうさぎの置物などが、雑貨屋さんによく売られています。
イースターバニーの存在をもう信じていない子供でも家の中を走り回って卵を探し、どちらが多く取るかを競います。
イースターバニーはどこに置いたかすっかり忘れてしまうので、カーテンの後ろや冷蔵庫の中から、卵が数日後に見つかることもあります。
東方教会と西方教会
東方教会とは、中東・ギリシャ・アナトリア・東ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(正教会、東方諸教会)の総称です。
西方教会とは、ローマ・カトリック教会のことを指します。
(東方典礼カトリック教会は完全にローマ・カトリック教会の一員ですが、基本的に東方教会に分類されています)
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