高校留学・高校交換留学

アメリカの高校での成績評価

アユサ高校交換留学を体験した先輩から日本とアメリカの高校の授業形式と成績評価方式の違いについて聞いてみました。

筆者紹介

・ 2015年度派遣生(ジョージア州)。慶應義塾大学法学部法律学科。
・ サッカーが好きで日本でもアメリカでもサッカー部に所属していました。趣味は映画鑑賞と旅行です。

アメリカの高校の授業方式

まずは授業形式について。アメリカに行って最初に驚いたことは、自分の受けたい授業を選べるということでした。

数学1つを例にとっても、代数と幾何学に分かれており、さらにそれぞれ上級から初級まであるといったように、とても柔軟に履修を組むことが出来ました。

マーケティング入門、経済学、国際政治学など、一般的な日本の高校では設置されていないような科目も多くありました。

また、アメリカの授業というと、ディベート形式で毎回の授業で発言が求められるというイメージが主流ですが、この印象はあまり正確ではないように思います。

授業によって差はありますが、確かに日本の授業と比べると授業中に発言する回数は多かったです。しかし、毎回の授業で熱い議論を繰り広げるというよりは、グループワークによる少人数作業に取り組む機会が多く、自分の意見を述べやすい環境が整っているという印象です。

日本の高校の授業と同じように講義主体の授業もあれば、個人・グループ問わず様々な課題をこなす授業もあり、自分の選ぶ授業によって全く形式が違いました。

成績評価

成績に関しては、自分の高校では日本とはまるっきり違う方式で評価されていました。

私の日本の高校では基本的に定期試験8割、平常点2割といった評定の仕方でした。

これがアメリカでは、定期試験3割、提出物2割、小テスト2割、出席2割、授業態度1割(授業による)というように、日本でいう平常点の部分がより細分化されて大きな比重を占めていました。

授業によって差はありますが、少なくとも普段は授業を受けなくても試験前に徹夜で頑張ればなんとかなるというような日本の高校での勉強方式が通用する授業は、アメリカの高校では1つもありませんでした。

自分がアメリカでとっていた授業の一覧と、その授業内容、形式、成績評価の方法及び、個人的に感じた難易度をまとめましたので、留学先の授業のイメージづくりの参考にしてみてください。

授業の内容と難易度

学校によって成績評価や授業内容は異なりますので体験談のひとつとして読んでくださいね。

*()内は日本語での教科名と成績

・Marketing Principle(マーケティング基礎、91)
・学期:通年
・難易度:普通 
・マーケティングの基礎的な知識を学ぶ授業。チームに分かれて架空の商品を考えてプレゼンしたり、広告の仕方を学んだりもした。基本的にはPCを使って授業を進めた。
・成績は、出席と授業でのグループワークや小テスト、期末テストなどを総合的に評価する。

・Accel. Analytic Geometry/ Advanced Algebra(数学、99)
・学期:通年
・難易度:簡単
・高校1年生の中でも上級者向けの数学。内容は日本の中学校レベルだったので簡単だった。成績は小テストと期末テスト。

・Current Issues(近代社会、88) 
・学期:秋学期
・難易度:超難
・まず最近の社会問題や重要な出来事を報告するCNN Student Newsというニュース番組を見てその内容について議論し、そのあとに先生が用意した議題についても議論する。扱った内容は安楽死、マリファナの合法化、積極的差別解消政策(Affirmative Acts)など。
・成績は議論に参加した度合いと、毎週末の小テスト

・Economics(経済学、92)
・学期:春学期
・難易度:やや難
・需要と供給の関係など、経済学の基本を学ぶ。また、最初の授業で自分が計$10,000を、好きな会社に投資し、実際に毎日株価を見て最終的に誰が一番儲けたかを競った。
・成績は小テストと期末試験。

・Physical Science(化学、95)
・学期:通年
・難易度:簡単
・日本でいう化学・物理基礎のような科目。レベルは日本の中学校低学年くらい。座学のほかに、食材で車を作ってきて走らせたり、レンズを使って日光でマシュマロを焼いたりするなど、面白い実験も時々あった。
・成績は小テストと期末テスト。小テストは定期的にあり、成績順に席順が決められた。

・U.S. History(アメリカ史、93)
・学期:通年
・難易度:難
・アメリカ史の授業。主に先生の作成したレジュメを使って知識をつけ、グループに分かれて歴史上の事柄について議論し、発表した。学習の一環でアメリカの歴史に関する映画の鑑賞などもした。
・成績は小テストと期末テスト、そしてグループワークのクオリティ。

・Physical Conditioning(体育、100)
・学期:通年
・難易度:超簡単
・体育の授業。自分の取った授業はジムでひたすら筋トレをしたり、時々グラウンドでアメフトをしたりした。
・成績は全員100点だった。

・World Literature(国語、91)
・学期:通年
・難易度:難
・日本でいう国語の授業。世界中の文学作品を読み、その背景を理解する。宿題も毎日あり、小テストも多い。英語のエッセイの正しい書き方も学び、授業で学んだ内容について1000wordsほどでまとめるレポート課題が1学期に一回ほどあった。他にもプレゼンやスピーチのマナーなども学ぶ。年度の最後にはフォーマルな服装でクラス全員の前でスピーチをするという課題もあった。
・成績は単語テスト、課題、授業への貢献度、期末テスト、レポートなどを総合評価

成績評価形式
・A=90-100
・B=80-89
・C=70-79
・F=69 以下

まとめ

アメリカの高校の授業形式と成績評価について、主に私の体験を基に書いてきました。

私はごく一般的な公立高校に派遣されましたが、派遣される高校によって授業内容や評価方式は変わってくるため、あくまで参考程度に読んでいただければと思います。

ただ、どのような高校に通うにしても共通して言えるアドバイスがあります。それは、「先生と仲良くなる努力をすること」です。

頼れる友達を作ることはもちろん大事ですが、せっかくの留学期間中にアカデミックな英語を伸ばしたいのであれば先生とたくさん話すと良いです。

自分が留学生であり、英語が周りほど上手く扱えないことを伝えた上で積極的に教えを乞うことで先生からも好印象を持たれます。

1人の留学生がアメリカの高校で授業を受けるうえで、先生が味方にいるというのは非常に心強い事なので、登校初日から積極的に会話しに行きましょう。

アユサ高校交換留学
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