アメリカ合衆国の政治の仕組みについて簡単に紹介します。
アメリカの高校で、US Governmentの授業をとる人もとらない人も一般常識として、渡米前に「合衆国」の仕組みについて押さえておきましょう!
合衆国って…何?
みなさん、アメリカのことをthe United States of Americaって呼びますよね。
実はUnited Statesは合衆国、という意味なんです。合衆国とは、ふたつ以上の州、または国の連合からなる、単一の国家を示します。アメリカは50州からなる一つの連合国、つまり合衆国ということになります。
日本だって47都道府県でできてる国!何が違うの?
よく皆さんが疑問に思うのは、都道府県と州の違いです。アメリカの州はそれぞれを一つの国家とみなします。
なぜならそれぞれの州に消防、軍隊、裁判所があり、州によって法律も異なります。消費税の額も州ごとに違うのです。それに対し、日本は中央政府の主権が強く、都道府県は地方自治体であって国家的ではないといえます。
アメリカの政治制度
いろんな意味で話題になることが多いトランプ大統領のおかげ(?)で最近はアメリカの政治については詳しいぞ!という人も多いかもしれませんね。
まずアメリカは国民が間接選挙によって大統領を選びます。アメリカの大統領は民主党・共和党からほぼ交代で選ばれてきました。
この背景には共和党VS民主党の二項対立の構図と、ほかの政党が入り込めない現実があります。日本の衆議院・参議院にあたる連邦議会には上院と下院があります。アメリカは日本に比べ、三権分立がはっきりしているといえます。
時事ニュースに関心を持ちましょう!:中間選挙
アメリカの中間選挙ってなんでしょう?また、どうして大きなニュースになるのでしょう?
大統領の任期が4年のアメリカでは、その中間地点で行われる中間選挙は大統領に対する国民の評価がどのようなものかを問う選挙となり、中間報告書のようなものです!
選挙は上院議員の3分の1、下院議員の全員の改選のほか、任期満了の州知事の選挙なども行われたりします。
選挙の結果、共和党、民主党のどちらが優勢になるかなどで、大統領が就任してからの2年に対し、国民がどんな感情を抱いているのかがわかるだけでなく、今後の政策にも影響するので、とても大事な選挙なんです!
日本の政治について話せるようになろう!
日本の政治について、実はよくわかってない…留学中には政治についての意見を求められることもよくあります。
ある程度日本の政治についての「基礎知識」は持っておきましょう!日本には大統領ではなく内閣総理大臣、また日本国の象徴として天皇が存在します。日本は議院内閣制であり、内閣は国会と密接に関係しています。これは、内閣総理大臣が国会議員の中から選ばれることからも明らかです。
政治は少しとっかかりにくく、難しいと感じる人も多いと思いますが、知っていると会話の幅も広がります!
アメリカの大統領選の記事はこちら
www.intraxjp.com/ayusa/kyokasho/study_abroad/highschool/presidential-election/
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