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アメリカの歴史、初期(アメリカ高校留学)

みなさん、こんにちは。

7月4日はアメリカ独立記念日(The Fourth of July)ですね。アメリカ史上最も重要な出来事を記念する日です。

1776年7月4日、アメリカのフィラデルフィアにおいて大陸会議が独立宣言を採択しました。正式に英国と決別して新たな国家「アメリカ合衆国」が誕生しました。

アメリカの歴史を少しづつ振り返ってみましょう。

紀元前3万4000年~3万年

紀元前3万4000年~3万年には、世界中の水の大半が広大な大陸氷床として凍りついていました。

当時のベーリング海の水位は現在より何百メートルも低く、アジア大陸と北米大陸の間に「ベリンジア」と呼ばれる陸の橋が出現してていました。

ベリンジアは、最も広いときには、幅がおよそ1,500キロメートルに達していたと考えられ、木のない湿ったツンドラで、草や植生に覆われていたため、大きな動物が集まり、初期の人類は生存するためにそうした動物を求めて狩りをしていました。

最初の人類

北米大陸に到達した最初の人類は、シベリアの海岸に沿って狩りをし、獲物を追ってそのまま陸の橋を渡ってきたと考えられています。

この最初の人類がアラスカ州に到達してから、大氷河の間を縫って南下し、現在の米国へたどりつくには、さらに何千年もの年月を要しました。

農業のはじまり

このころマンモスが死滅し始め、バイソンが食料と毛皮の主な供給源となりましたが、乱獲や自然の原因で絶滅する動物が増えました。

そこで、食糧源として、植物、木の実、種などが重要視されるようになり、徐々に採食と農業が行われるようになったのです。

紀元前8000年には、現在のメキシコ中部にいたアメリカ先住民によりトウモロコシ、スカッシュ(カボチャ類)、豆類などを栽培がされました。そして、徐々に北へ広がり、紀元前3000年までには、今のニューメキシコ州とアリゾナ州の河川の流域でもトウモロコシが栽培されるようになりました。

村落の出現

紀元前300年までには、初期の村落が出現し始めました。

そして、紀元後数世紀には、現在のアリゾナ州フェニックス市の近くの集落にホホカム族が住んでいました。そこには、球技場やメキシコのピラミッドを思わせるような墳丘、運河と灌漑設備があります。

アデナン族・ホープウェリアン族

初めて墳丘を作ったアメリカ先住民は、「アデナン族」と呼ばれます。

アデナン族は、紀元前600年ごろから土の墳墓や要塞を築くようになり、墳丘には、鳥や蛇の形をしたものもありました。おそらく宗教的な目的を持っていたとされています。

その後、アデナン族は、「ホープウェリアン族」と呼ばれる部族によって、吸収されるか追放されました。

ホープウェリアン文化の中枢のひとつは、現在のオハイオ州南部で、今でも数千に及ぶ墳丘跡を見ることができます。また、ホープウェリアン族は優れた交易業者で、何百キロメートルにもわたる幅広い地域で、道具や材料を使用し交換していました。

階級制社会へ

紀元500年ごろまでに、ホープウェリアン族も消滅し、徐々にミシシッピアンまたはテンプル・マウンド文化と呼ばれる広範な部族のグループにとって代わられました。

ホープウェリアン族が開拓したイリノイ州コリンズビル市の近くにあるカホキアという町は、狩猟、採集、交易、および農業によって食料や必需品を得ていました。

そして、その時にすでに繁栄していた南方の社会の影響を受け、複雑な階級性社会へと進化し、奴隷を使い、いけにえの習慣も持っていました。

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