皆さんこんにちは。
今日は、2015年度のアユサ高校交換留学の先輩から「アカデミー賞」についてのお話しです。
アカデミー賞は、日本国内だけでなく世界中が注目する映画の祭典です!歴代受賞作品のほとんどであるハリウッド映画は、今や私たちの日常生活に欠かせないentertainment (エンターテイメント)の1つですね。
アカデミー賞の概要
今回は初心者でも分かりやすい、ざっくりとしたアカデミー賞の概要を
1. 2020年作品賞受賞作品「パラサイト 半地下の家族」
2. 日本とアカデミー賞
の順に紹介したいと思います。
パラサイト 半地下の家族
まずは「パラサイト 半地下の家族」についてです。実はこの作品、歴代のアカデミー賞史上初の快挙を成し遂げた作品なのです。
数ある部門の中で1番の名誉であり、その年の全作品の映画の中で実質世界No.1の「作品賞」ですが、なんとこの作品、英語以外の映画で初の作品賞受賞作品なのです。あまりの反響から、アメリカでドラマ化が決定したそうです。
舞台は韓国。大学受験に失敗した浪人生ギウが物語の主人公です。この主人公ギウが名門大学生のふりをして、高級住宅地に住むお嬢様女子高生ダヘの英語家庭教師をすることになります。
ブラック・コメディ
今回注目したのがこの映画のジャンル名「Black comedy (ブラック・コメディ)」。
Black comedy is a style which ridicules a social taboo. (ブラック・コメディとは社会的タブーを揶揄するスタイルのことを言います。)
【英語メモ】
Ridicule: 馬鹿にする・揶揄する
※類義語として、mock, scoff, make light ofなどの表現があります。
例: Stop mocking me! (バカにしないで!)
タブーな話題が映画化
「人種差別」や「宗教」などが一般的なtaboo subject (タブーな話題)と言われています。「パラサイト 半地下の家族」では「貧富の差」「学歴社会の闇」などをあえて赤裸々に描くことによって反響を呼んだのですね。
作品名のparasite (寄生虫)は、一体どういう意図でつけられた名前なのでしょうか。実際にチェックしてみてはいかがでしょうか。
興味のある方は近年の作品賞受賞作品なども観てみてはいかがでしょうか。現地の学生との話題作りにぴったりだと思います。
2019 「Green Book」
2018 「Shape of Water」
2017 「Moonlight」
日本とアカデミー賞、ジブリ映画&黒澤明氏
続いては、日本とアカデミー賞です。
日本映画の話をするときに欠かせないのがジブリ作品。
直訳の作品もありますが、そうでないものも多々あります。
そして、黒澤明氏の映画もとても有名です。
日本とアカデミー賞
ジブリ作品や黒澤明氏のほかにも、2019年には「未来のミライ」「万引き家族」の2作品がノミネートされました。
こういった映画やアニメから日本に興味を持ち始める若者外国人がたくさんいます。世界や自国の映画の知識は文化の架け橋として重要な教養ではないかと思います。
留学準備の1つとして、皆さんの好きな映画を1作品、英語で紹介できるようになってみるのはいかがでしょうか。
英語で説明してみよう!
アメリカ留学中に日本の映画についても英語で説明できるといいですね!
例えば、
Studio Ghibli is the most popular animation film studio in Japan which produced many animation films, founded by Hayao Miyazaki.
(スタジオジブリは宮崎駿によって建てられ、たくさんのアニメ作品を製作した日本で最も有名なアニメ映画スタジオです。)
・Produce: 製作する
・Found: 設立する
Akira Kurosawa is the most influential Japanese filmmaker who created international recognition of Japanese films.
(黒澤明は最も影響力のある日本人映画監督であり、日本映画の世界認知に貢献された方です。)
・Influential: 影響力のある
・Recognition: 認知
ジブリ作品の英語名
Spirited away: 千と千尋の神隠し
Howl’s Moving Castle: ハウルの動く城
The Tale of The Princess Kaguya: かぐや姫の物語
When Marnie Was There: 思い出のマーニー
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アユサ高校交換留学、アメリカ高校留学
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