はじめの１か月
必死にアメリカでの生活に慣れようと忙しい日々を送っているうちに、あっという間に１か月が経ちました。この一か月 は単純に言えばものすごく大変でした。全く違う環境に知り合いが誰もいない状態で、言葉もうまく話せない。留学がい かに大変なことであるかを思い知りました。そして同時に、だからこそ高校生である今、留学に行くことがどれだけ意味 のあることかを身をもって体験できました。
学校が始まりました
私の学校は８月１日に始まりました。初日は、とにかく色々な人に自分から話しかけてみようと覚悟を決めて行ったの が良かったのか、一番心配していた友達ができないのではないかという問題に悩むことはありませんでした。まあ英語がうまくできない外国人が話しかけてくるわけですから、少しの人には無視されたりもしますが、ほとんどの人は質問すれば優しく答えてくれます。仲が良い友達も多くはありませんができました。遊園地に行ったり、流行っている映画を見に 行くのに誘ってくれたりと、会話がスムーズにできるわけではありませんが、日本の話をしたり、アメリカで流行ってい ることなどを教えてもらったりして、とっても楽しいです。
スクールバスにも乗ってます
私はスクールバスで学校に通っているのですが、たまたま横 に座っていた人達が、私とダブルプレースメントのホストシスターの国に興味を持ってくれて、友達になることができま した。彼らはいたずらをしてきたり、日本に対する変な質問をしてきたりとっても面白いです。日本人はいつも道で空手 をしているの？と言われたのが一番印象的でした。
英語もがんばってます
留学生は皆そうだと思いますが、学校の授業を理解するのはとても大変です。私は今、アニマルサイエンス、ダンス、化学、アメリカンリテラチャーの授業をとっています。特に英語が本当に難しいです。皆が解き終わっている時にまだ文章も読み終わっていないというのはよくあることです。話している内容も難しいのでかなり苦戦しています。ですが、私の後ろに座っている女の子がいつも教えてくれるので、なんとかついていけている感じです。先生に聞いたりもしますが、スクールバスが放課後すぐに来るので、教科書を持ち帰り家でじっくり読み直したり、どうしてもわからないところはホストファミリーに聞いています。今はまだ部活には所属していませんが、冬からはバスケ部に入るつもりです。
ホストファミリーは私のためにゆっくり簡単な単語で話してくれたり、色々なことを話してくれたりします。毎日キッチンを掃除するのは大変ですが、早くこの環境に完全に慣れたいです。ですが、残念なことに、最近ホストシスターにトラブルがあって、ホストチェンジをしました。私は本当にホストシスターのスーザンが大好きだったので、お別れの時は二人でハグをして涙が止まりませんでした。スーザンの代わりに次はフランス人の留学生が来る予定です。彼女とも仲良くなれたらいいなと思っています。
今は言葉の壁と慣れない環境に順応するので必死ですが、これは全ての留学生が体験することだと思うので頑張りたいと思っています。
