アメリカの生活

街作り(続)_スマートグリッドシステム

スマートグリッドシステム

スマートグリッドとは、情報通信技術(ICT)を活用して送配電網を高度化し、電力の安定供給と効率化を図るシステムです。アメリカでは、2009年のアメリカ復興・再投資法(ARRA)でスマートグリッドへの大規模投資が開始され、その後も様々な政策や取り組みが進められています。

■スマートメーター: 2020年末時点で、アメリカの住宅用電気メーターの約8割がスマートメーターに置き換えられています。
■スマートグリッドインフラ: スマートグリッド関連の送配電設備や通信設備が全国的に導入されています。
■スマートホーム: 太陽光発電や蓄電池などの設備を備えたスマートホームの普及が進んでいます。

上記により、
■送電損失の削減: スマートグリッドの導入により、送電損失が5~10%削減できると推計されています。
■再生可能エネルギーの導入促進: スマートグリッドは、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの安定的な運用を可能にします。
■ピーク電力の抑制: スマートグリッドは、電力需要のピーク時に消費量を抑制することで、電力網の負荷を軽減することができます。
■災害復旧の迅速化: スマートグリッドは、停電発生時に迅速に復旧作業を行うことを可能にします。

一方で

スマートグリッドは、サイバー攻撃に対して脆弱であるという課題があります。
また初期投資や法制度、規制の整備が必要となります。
アメリカ政府は、スマートグリッドの更なる導入を推進しており、2030年までに送電網の80%をスマートグリッド化することを目標としています。

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