日本でもインターンシップがありますが、実際は就職活動に近く、期間も1日や数日程度だったり、説明や就職希望のグループで話し合いをしたりすることが多いようです。
しかし、アメリカの大学生のインターンシップは数ヶ月から数年続けておこないます。これは、アメリカでは実力が求められるからです。トップレベルの大学で勉強をしても実務ができないと就職は難しいのです。
アメリカ社会は、実力主義のため、自分で考え動くことが求められます。インターン生でも「教えてください」ではなく、「自分は何ができるのか」を考えて動くことが大切です。
皆さんもアメリカで日系ではなく、アメリカの会社で働いてみませんか?視野が広がりグローバルに活躍できるスキルが身につきます。
アメリカでインターンシップを経験した上西さんのお話しを聞いてみました。
・滞在都市:サンフランシスコ
・参加期間:5週間
参加理由
これまで海外在住、短期留学、ホームステイ、国内の企業での長期インターンなどを経験してきて、新たに海外でのインターンに挑戦し、自分の力を試すと同時に様々な面で成長したいと考えたためです。
自分一人で新たな環境に適応し、チームの一員として活躍できるようなスキルを身に付けたいという思いと、私がこれまで国内で経験してきたマーケティングを、海外で体験したいという思いが一番強かったと思います。
他にも、ビジネス英語に触れることのできる貴重な機会と考えたことも、海外インターンシップへの参加を決めた理由の一つです。
担当業務
私はマーケティングインターンとして、メールや手紙のやりとり、資産家の個人情報の調査やデータ管理・入力などを主に担当していました。
他にもオフィスにいらっしゃる社員の方々や社長から直接依頼された業務やオフィスの電話対応なども行いました。私の普段の業務と似ている部分も多くあり、比較的早く仕事に慣れることができたように感じました。
大変だったこと
大変だったことは、自ら考える力をいつも最大限に発揮する必要があるところでした。
社員の方々からの直接的な業務引き継ぎはほとんどなく、たくさんの種類と膨大な量のマニュアルを自ら読み込んで解決しなくてはならず、どうしても質問する必要がある際は、機会がある時にすぐに聞けるよう準備するようにしていました。
仕事に関しても、自分から積極的に新たな業務を任せてもらえるよう動くようにしたことが、私がインターンとして働くことができた5週間をより実のあるものに変えた点だと思います。
滞在先
インターン期間中は民間寮に滞在していました。朝食がついており、共同のキッチンはいつでも使用することができたので、食材を購入して夜は自炊することが多かったです。
パスタだけではレパートリーがなくなってしまうので、インスタントのお米を持っていくと良いかもしれません。
私たちの寮の近くにはチャイナタウンがあったため米や醤油はそこで調達しました。気温は日本よりは少し暖かい程度で、ほとんど変わりませんでした。
まとめ
日本ではできない貴重な経験をしたと同時に、日常英語とビジネス英語の違い、海外の様々な企業の様子、実際に海外で働く際に必要な能力など、様々なことを学ぶことができました。
中でもビジネス英語を使ったメールのやりとりなど、今後のキャリアで必ず活かすことができるスキルを身につけることができました。
私は将来国内のブランドを海外に進出させてマーケティングを行う職業につくので、この経験を生かしつつ、実践的な英語をさらに勉強していきたいです。
アメリカ インターンシップ
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