グローバルにビジネスを展開する場合、それぞれの国の文化が交渉などに反映されます。ビジネスの場でも「感情表現を控える国」と「感情表現が豊かな国」の間で会議や交渉をするのはとても難しいものです。それでは具体的に見ていきましょう。
感情表現を控える国
日本、韓国、タイ、ヨーロッパの一部などでは、感情表現は控え、慎重に発言します。難航する交渉の時も控えめなコミュニケーションスタイルをとります。例え、不満や要求がある場合でも感情は出さずに話をします。自分の感情や発言によって相手に悪い印象を与えたくないのです。
感情表現が豊かな国
一方、アメリカ、地中海、アラブ、南米などでは、表情豊かな会話が好まれ、感情の表れもコミュニケーションの一部とされています。素直に感情を表現し、言葉にして伝えることでお互いに信頼できる関係を築けると思っています。
感情表現が豊かな国とうまく話すには?
まず、表現力豊かな人に圧倒されないようにしましょう。そして、相手の感情表見に対して「単純だな~」とか「洗練された会話ができないな」などとは思わないようにしましょう。少なくとも笑顔を見せ、相手とコミュニケーションを取ろうとする姿勢を見せましょう。
また、感情表現を控えるあまり相手に思ったこと素直に伝えないことが続くと「この人は誠実ではない。信頼できない。」と思われてしまうかもしれません。表情豊かな人々にとって、感情を表すことは信頼の表れなのです。
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