菜食主義 (veganism)について（アメリカ高校留学）

みなさんこんにちは。

今回はアユサ高校交換留学の根本先輩からveganism (菜食主義)についてお聞きしました。

Veganとは

アメリカ社会では、2017年の段階でvegan (完全菜食)と呼ばれる人は総人口の6%と、年々増えています。

自己紹介の際、I am vegan. などというのもよく耳にしますね。

Veganismとは、肉や魚などの動物性食品を食べないということだけに限らず、ウールや毛皮などの動物製品を着ない、あるいは使わないということも含まれます。

英文）Veganism is a doctrine that man should live without exploiting animals.
訳）ヴィーガニズムとは、人間は動物の搾取なしで生きるべきであるという主義である。

【覚えておきたい単語】
・　Doctrine: 主義、教え
・　Exploit: 搾取する、悪用する

veganism運動の先駆けとなったのが、イングランドのヘンリー・ソルトという運動家の著書「A Plea for Vegetarianism (菜食主義の請願)」です。

ソルトが菜食主義者になったのは健康に良いからという理由ではなく、動物製品を食べることが倫理上良くないことであるからという、道徳的な理由でした。

ソルトが本を執筆した当時1892年は、ソルトは周りからは変人のように扱われ、菜食主義について真剣に考える人は少なかったそうです。

しかし現在、菜食主義は一般社会に受け入れられており、vegan向けのレストランのチェーン店ができるほどです。ハンバーガーチェーン店でも、お肉を一切使わないvegan burger を発売していますね！

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