アメリカの生活

アメリカの紙幣(アメリカ高校留学)

最近はデジタル通貨(Digital currency)の普及が進み、紙幣や小銭を使うことも減ってきたかと思いますが、小さい商店などでは現金オンリーのところもありますね。今回はアメリカのお金について見ていきましょう。

紙幣

アメリカの紙幣には、1ドル、2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの7つの金種があり、製版印刷局(BEP)が紙幣を製造しています。 BEPでは、高いセキュリティで紙幣を発行するだけでなく、偽造を防止するためのセキュリティ機能も含まれています。

一般的によく使用されるのは20ドルです。日本の千円札のような感覚でしょうか。また、アメリカでは昔から小切手もよく使用されているため、50ドルや100ドルはあまり使用されません。

ちなみに、アメリカのお金「Dollar」(=ダラー)と言いますが、ほとんどのアメリカ人は、「Buck」(=バック)という単語つかっています。 Buckが複数形になるとBucks(=バックス)ですね。友だち同士のやり取りではスラングの「Buck」を使い、銀行などではフォーマルな「Dollar」と表現されることが多いようです。例)How much do you have with cash? I have only 10 bucks.

高額紙幣

かつて米国では、500ドル、1,000ドル、5,000ドル、10,000ドルなどの高額の紙幣を発行しており、まだ流通している可能性があります。 1861年以降に発行されたすべての米国通貨は有効であり額面価格で償還できますが、一般的に目にすることはないでしょう。また、コレクター間で高価で売買されることもあります。

・500ドル紙幣 -1928発行-
肖像は第25代アメリカ合衆国大統領ウィリアム・マッキンリー

・1000ドル紙幣 -1928発行-
肖像は第22代および24代アメリカ合衆国大統領グロバー・クリーブランド

・5000ドル紙幣 -1934発行-
肖像は第4代アメリカ合衆国大統領ジェームズ・マディスン

・10000ドル紙幣 -1934発行-
肖像はエイブラハム・リンカーン大統領の下で財務長官および最高裁長官を務めたサーモン・ポートランド・チェイス

・10万ドル紙幣 -1934年発行-
肖像は第28代アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソン

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