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アメリカと中国の関係①(アメリカ高校留学)

みなさん、こんにちは。

今年はアメリカの大統領選挙ですね。アメリカの大統領は大きな影響力を持っていますから、誰がなるかによって世界の動く方向が変わるかもしれません。

現在アメリカと中国との間で貿易戦争が起きているというように言われていますが、そもそも米中関係とはどのようなものだったのでしょうか。アユサ高校交換留学の根本先輩からその歴史について聞いてみましょう!

三角貿易(triangular trade)

米中貿易が始まったとされるのが、アメリカの商船であるエンプレス・オブ・チャイナ号(Empress of China)が、清(中国)の広州に到着した1784年です。

当時の世界貿易の主流は三角貿易(triangular trade)と呼ばれるものでした。清はイギリスに大量の茶葉を輸出していましたが、イギリスから直接銀(当時の国際通貨)を受け取るのではなく、イギリスから綿織物を輸入していたインドを通して銀を受け取っていたため、清、イギリス、インドの三角貿易が成立していたのです。

一方、アメリカはイギリスが綿織物を作るときの原料になる綿花を主にイギリスに輸出していました。この時のアメリカと中国の経済交流は間接的でしたが、お互いの交流によって得をするwin-winの関係が築かれていました。

アヘン戦争(Opium War)

米中の関係悪化の転機になったのが1840年に起こったアヘン戦争です。

三角貿易でイギリスは、清から輸入する茶葉の代金を輸出した綿織物の代金によって(インドが清に)まかなおうとしましたが、茶葉の代金がかさんだため、不足分の銀を中国に支払わなくてはならなくなりました。

そこでイギリスは銀の代わりにアヘンという危険な薬物を中国に送りました。当然中国は猛反対したのですが、イギリスは武力を使って中国に無理やり貿易を強要しました。これがアヘン戦争です。

その結果、アメリカを含む列強諸国と中国の間に上下関係が生まれ、貿易が上手く機能しなくなっていきました。

排斥運動(Chinese Exclusion Act)

1800年代後半には、アメリカと中国の双方で外国人排斥運動が始まりました。

1882年のアメリカでは、中国人排斥法(Chinese Exclusion Act)という法令が出され、多くの中国人労働者をアメリカ国内から追い出そうという運動が始まりました。移民として働いていた中国人がアメリカ国内の給与水準(wage level)を下げ、アメリカ人労働者の仕事を奪うのではないかと警戒されたからです。

同じく、欧米諸国による圧政に耐えかねた中国では、義和団の乱と呼ばれる、外国人に対する攻撃を強めました。

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