アメリカ高校留学、先輩に聞こう!
現在、早稲田大学在学中のアユサ高校交換留学の先輩が体験談と授業の受け方について教えてくれました。高校留学に行くことが決まっている方、そして、留学に興味がある方もぜひ参考にしてください。
アユサ高校留学の先輩
・執筆者:斉藤さん
・2015年度派遣生(ミシガン州)。早稲田大学政治経済学部に在学中。
・留学先で始めたチアリーディングを大学でも続けています。
・旅行も好きで、オフ期間には必ずと言っていいほど旅をしています。大学では人の「しあわせ」や「ゆたかさ」を政治学の領域から計量的に分析したりしています。
「その場に行けばなんとかなる」はありません
「英語は留学すればできるようになるから今はやらなくていいかな」なんて考えているそこのあなたへ、海外に行けばどうにかしゃべれるようになるだろうなんて考えは今すぐに捨てましょう。
例えばあなたに、イチローとキャッチボールをする権利が与えられたとします。その時にグローブのはめ方もわからずに状態で会い、そこから教えてもらうのと、ある程度友達とキャッチボールをできるようになった状態で会い、フォームを修正してもらうのでは、キャッチボールをした後のあなたの野球スキルには大きな差があるでしょう。同じことが語学習得にも言えると考えます。
グローブのはめかたなら同級生の友達にも教えてもらえるのに、もったいなくないですか?英語の勉強も、日本でできるところまでやっていけば、海外では日本では得られなかったレベルまで成長できるでしょう。
留学前の英語の勉強の仕方
ちなみに私は留学当時国際科の高校に通っており、英語で友人や先生と会話する機会も多くありましたし、洋画を字幕アリなら問題なく見れるくらいの英語力はありました。
一定レベル以上のスピーキング能力をつけるためには実際の会話経験(一定期間海外で生活するなど)が必要になってくるとは思いますが、リスニングやリーディング、ライティングスキルは十分日本でも身に着けられるスキルだと考えています。
といっても、どうやって勉強したらわからない、という人がいるでしょう。ここで私が高校でどのように勉強していたかをシェアします。
まず私の高校では週に6時限分の英語の時間がありました。これに宿題などをやる時間を含めると、週に英語に触れている時間は最低でも10時間はあったと思います。英語は言語なので、毎日触れることが大事です。
一日一単語でもいいので覚えて英語に頭を慣れさせていきましょう。私は学校の宿題でもあった洋書をよく読んでいました。簡単なものでいいので、ストーリーが面白いものはどんどん読み進めたくなるのでおすすめです。
英文を読むうえで大切なこと
ここで大事なことは、わからない単語が出てきたときにすべての意味を調べるのではなく、推測をするという力です。
この力は実際留学中にも生きました。すべての意味を分かろうとするのではなく、部分部分で会話の要旨をつかめればOK。わからなかった言葉はあとで調べよう、会話を中断しないようにと心がけていました。といっても、本を読んでいる中でどうしても意味が分からないと進めないことがあると思います。
分からない英語を調べる方法
分からない英語がでてきたら、まずは英英辞典で調べる習慣をつけましょう。日本語―英語で訳しながら読むのではなく、頭の中を英語で整理しながら読むことで、英語で考える力がつきます。いちいち和訳していては、時間もかかりますしね。簡単に話しているように感じる方もいるかもしれませんが、私もとっても苦労しました!(笑)語学力は短期間でつくものではないことを理解し、粘り強く勉強を続けてください!
まとめ
先輩アユサ生がいろいろ言ってるよ~と思うかもしれませんが、勉強しないで後悔するのはあなたですよ!
努力しておいて損はない!留学前に自分に厳しくできない人が留学中もストイックに様々なことにチャレンジできるはずないですよね。自分のために頑張りましょう。
アユサ高校交換留学
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