みなさん、こんにちは。
今日は二人の息子さんがアメリカ高校交換留学に参加した親御さんのお気持ちをきいてみましょう。
長男の留学のきっかけ
現在大学2年、高校2年の男の子二人を、アユサ(Ayusa)のお世話で1年間(高一で渡米、高二で帰国)、アメリカに留学させました。留学のきっかけは、長男が中三のときにオーストラリアに3週間のホームステイに行ったことです。異文化での体験がとても気に入ったようで、是非、次は1年間留学したいと考えたようです。
16/17歳の感受性が豊かな時だから身につく
留学したことの最大の収穫は、拙いながらも、自分で判断し、考えるようになったことでしょう。大学生や社会人になってからの留学と異なり、周囲に日本人がまったくいない世界で、それまでは苦労知らずで育ってきた息子たち、親には言えないような苦労もしたと思いますが、いわゆる「社会人としての基礎力」のようなものを自分なりに身につけて帰ってきたように感じます。当初は毎週のようだった日本への電話も数ヶ月すると、1・2ヶ月に一度くらいになりましたから。
高校生での留学は、16,7歳の感受性の豊かなときに、他人ばかりの(異文化の中で)冷や汗をかきながら毎日を切り開いていかねばなりません。そのときに培った状況を判断する力、集中力、行動力、失敗に負けずにチャレンジする力は、将来必ずどこかで役に立つと信じています。
アメリカのダイナミズム
また、長男はルイジアナ、次男はカリフォルニアと別の州に留学しましたが、ルイジアナとカリフォルニアで文化・宗教の様子など、全く違いました。宗教の持つ重要さ、ヒスパニック、アジア人も含めて民族の多様さ、ダイナミズムにおいては共通するかもしれませんが、たぶん、日本で考えるアメリカとはかなり違った面が見えてくると思います。
息子たちはアメリカ大統領選挙も身近に感じていたようで、オバマ大統領誕生のときの演説など、家族で話題になりました。留学生や移民を広く受け入れる懐深さ、まだ限りなく進歩するエネルギーを秘めた国としてアメリカの底力を再認識したようで、それに対し日本が縮み志向で閉塞感に覆われて見えたのかもしれません。
これから、グローバル化は進展し、将来を予測しにくい世界になるが、そういう状況で彼らの体験してきたものが大いに役に立つことと期待しています。
最後に、ホストファミリーや受け入れ先の学校を始め、見ず知らずの他人を受け入れてくれたアメリカとアメリカの人々、お世話してくださったアユサ(Ayusa)の皆様に再度感謝したいと思います。
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アユサ高校交換留学、アメリカ高校留学
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