皆さん、個性とはなんだと思いますか?
「あの人は個性的だね」ということもありますが、個性は一人ひとりがもつものです。
決して目立つとか変わっているという意味ではありません。
アメリカでは個性をとても大切にします。個性について考えてみましょう。
個性とは?
個性とは「自分らしさ」です。
特技やスキルではなく、自分がありのまま自然と表現されるものです。自分の外側にあるのではなく、内側にあるものが個性です。
それは意識的につくったり、変える必要があるものではなく、自分自身なのです。
ましてや皆と同じ行動、考え、服装等をするのも個性ではありません。
あくまで自分らしさを表現しているのですから、個性の表れと言えます。
アメリカでは、その人らしさが大切
個性を大切にするアメリカでは初対面の人に「何をしているの?」とよく聞きます。
この「何をしているの?」は表面的な肩書や高校名や大学名を聞いているのではなく、「どういう興味や熱意を持って何をしているのか」「何をやりたいのか」を聞いているのです。
その時に熱意をもって表現できることがあることが大切なのです。
会話で個性を表現
アメリカでは会話でどのように個性を表現しているのでしょうか。
学生であれば、大学名だけでなく「将来○○をしたいと思って、今はこのような勉強をしている。その知識を○○で活かしたい。」とか「友達と○○のようなサークルを作って○○をやろうとしている」「絵を描くことが大好きで・・・」、「スケボー大会にでるために毎朝練習している」などと熱意をもって具体的に話しができることです。
社会人であれば、社名や肩書より「どのような人か」「何を求めてきたのか」「どのような提案か」に興味があるのです。個性的で魅力的だと商談もうまく進みますし、よい転職ができるネットワークにもなるのです。
ただし、よい会話をするには知識やスキルそして一定のマナーがあることも非常に大切になります。
ちなみにリクルートスーツや、まずは名刺を渡すという習慣もありません。アメリカでは、大学名やスーツや名刺ではなく、その人について知りたいのです。
あなただったら、熱意を持って何を伝えますか?
性格も個性
性格は一人一人違いますね。真面目な性格、穏やかな性格、せっかちな性格、怒りっぽい性格。
考え方や価値観も、そこに「自分らしさ」があるなら、個性の1つです。周りに流されず、その人の本来の性格こそ、個性です。
だだし、周りに迷惑をかけるのは個性ではなく、ただの迷惑となりますので気を付けて。
ファッションも個性
奇抜なファッション、流行のファッションが個性とは限りません。自分が好きで心地よいと感じるなら、個性の表れているファッションと言えます。
誰かの真似をすることでもなければ、無理やり奇抜になることでもありません。。あくまで自分らしさの表現こそ、個性です。
ありのままの自分を表現した結果、目立ったり変わったりしているならいいのです。
自分の個性を知っておくことは重要
人生を選択する場面では、自分の個性を理解していることが大切です。
自分の個性がわかっていないと、判断を誤る可能性が高くなります。
個性は無理やりつくったり、人のマネをすることではありません。
ましてや皆と同じ道を行くことではありません。
個性を勘違いしないこと
個性の意味をきちんと理解することで、自分の本当の個性に気づけます。
決して意図的に変わったことをすることではありません。
いろいろな個性があっていいのです。あなたの個性はわかりますか?
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