ビートルズの歴史とCounter Cultureの関係を見てみましょう。
音楽から生き方へ
ビートルズのメンバー、ジョン・レノンとポール・マッカートニーは作詞作曲能力をさらに開花させ、創造的な実験の溢れを引き起こしました。1965年から1967年の間に、ビートルズの音楽は急速に進化し、さらに繊細で洗練され、変化に富んだものになりました。
1966年、ビートルズは公演をやめ、レコーディングスタジオでの活動に専念しました。 1年後の1967年6月、アルバム「Pepper’s Lonely Hearts Club Band」は、世界中の若者から圧倒的に支持を得ました。ビートルズは音楽だけでなく、Counter Culture(カウンターカルチャー)を体現するようになりました。
Counter Cultureとは?
1960年代のアメリカの若者を中心に、ベトナム戦争に対する批判、拒否運動が広がりました。Counter Cultureは、その文化の総称です。Counter Cultureには、それまでの高級文化(High Culture)に対する抵抗という含みもありました。
このベトナム反戦運動は、アメリカ中流社会の若者の不満などが、それまでになかったロックやフォークなどの音楽、ドラッグなどを肯定する文学、映画、絵画や写真などで表現されました。そうした活動をする若者たちは「ヒッピー」と呼ばれ、ロングヘアーで、奇抜な服装をしていました。
Counter Cultureは、アメリカ中流社会の豊かな生活と安定という価値観と物質主義と批判し、そこから離脱して、精神的な自由と満足を得ようとして生まれ、インド仏教や日本の禅などにあこがれる傾向がありました。
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