今回はグループ主義について考えてみましょう。「個人主義」と「グループ主義」では、物事の考え方や生き方が異なります。狩猟文化では個人主義の考え方が強く、農耕文化ではグループ主義の考え方が強い傾向にあります。
グループ主義
グループ主義(collectivism)の国は、日本、インド、ロシアなどです。主語は、「私たち」ではなく「彼ら」となり、自分の意見よりも、周りにいる人たちの意見が重要となります。そして、ものをはっきり言うのを避け、恥をかくのを嫌います。
教育・仕事
グループ主義の教育の役割は、社会的受容となります。教師が生徒に期待するのは知識をきちんと得ることです。大学の卒業証明書はステイタスで、自分だけでなく身内にとっても名誉なこととなります。
仕事では、協調性とチームワークが問われます。他の人と協力しながら何かを成し遂げることが評価につながります。
メリット・デメリット
メリットとしては、助け合いの精神が生まれます。周りに合わせればいいので、自分の意見が特になくても物事が進みます。社会に自浄作用が生まれるため、公共の場所で変なことをする人が少ないのも特徴です。そして、皆で力を合わせて何かをすることが得意です。
デメリットは、グループに属さず孤立しているのを恥ずかしいと思ってしまう、自分の本音を言えない。そして、グループ外になると居場所がないように感じることが挙げられます。
日本の良さであるグループで協力して何かを成し遂げるスキルに加え、アメリカ留学を通して、一個人としての意見や意思を持ち、そして、自ら行動できる自信を得ましょう(‘◇’)ゞ
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