サンフランシスコのケーブルカーは大地震の影響を受けました。一時は市長によって撤去されそうになりましたが、ケーブルカーを愛する人々によって救われました。今ではサンフランシスコのアイコン的な存在です。
サンフランシスコ大地震
1906年4月18日、サンフランシスコ大地震が起きました。地震の影響で大規模な火災が起き、サンフランシスコに大きなダメージを与えました。その後、1947年には、バスの運用コストが下がったため、ロジャーラップマン市長は、「市はすべてのケーブルカー路線をできるだけ早く撤去する必要がある」と宣言しました。
ケーブルカーを守った人たち
有志は、ケーブルカーを救うために市民委員会を設立しました。委員会は、サンフランシスコへのケーブルカーの価値が運用コストよりはるかに高いと訴えかけました。
メディアが、その話を取り上げ、国民のケーブルカーを支持する声がたかまりました。ケーブルカーを救うため有名人も訪れ、写真を撮り、雑誌などに掲載しました。サンフランシスコのビジネスオーナーたちは、観光客は安いバスに乗るために来るのではなく、ケーブルカーの歴史や雰囲気を楽しむために来ることに気がつきました。
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