高校留学・高校交換留学

高校留学経験者の合格率が高い、AO入試って何?

高校交換留学経験者の多くが受験するAO入試

皆さんは、AO入試という言葉を聞いたことがありますか?

テレビや雑誌などで一度は目にしたことがある/耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

しかし、一方で、言葉自体を聞いたことがあっても詳しくはわからないという方も同様に多いと思われます。

そこで今回の記事では、高校時代に留学経験のある学生の多くが受験するAO入試について詳しく説明したいと思います。

みなさんの大学受験に直結する可能性があるAO入試。

そんなAO入試がどの様な入試形態なのか理解するためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

AO入試とは?

AO入試とは、大学受験の受験方法の一つです。

大学・学部が求める学生像(アドミッション・ポリシー)にマッチした受験生を採用する方式で、その大学・学部で強く学びたいという学習意欲や受験生の個性・能力・経験などを評価する入試形態のこと。

そのため、多くの受験生が受験する一般入試(通常のテストを受ける入試)とは異なり、「志望理由書」、「自己推薦書」、「高校時代の活動報告書」、「面接」、「小論文」等で合否が決まります。(課せられる提出書類や当日の課題は大学・学部によって異なります。)

AO入試の例として、例えば、「私は~という経験を高校時代にして、~ということについて大学で学びを深めたいと考えており、将来は~ということをしたいから、~が一番よく学べる○○大学○○学部を志望します」の様に、大学で学びたいことが明確かつ、それに対する経験などを持っている学生が受験する傾向にあります。
また、AO入試は学力だけでは図ることのできない学生の個性や能力を見る入試です。そのため、スポーツで優秀な成績を収めた学生、何かのコンテスト・イベント等で入賞経験がある学生など、特出した個性・特技・経験を持つ学生もAO入試を受ける傾向が高いと言えるでしょう。

高校時代の1年間の留学は、通常の高校生と比較しても特出した経験と判断されることが多いため、高校時代に長期の留学経験がある学生はAO入試を受ける傾向が高いです。

AO入試の特徴

AO入試の簡単な説明を終えたところで、次にAO入試の4つの特徴について説明します。

⓵ 通常の試験がなく、代わりに「提出書類・面接・小論文」等が求められる
第一の特徴はすでに触れさせてもらいましたが、AO入試では通常の試験がなく、提出書類、面接、小論文等で総合的に受験生の「やる気」「学習意欲」「特技」「経験」などを判断し、合否を出す入試です。

⓶ 出願条件が厳しい
第二の特徴は、AO入試に出願するための出願条件の高さです。多くの大学がAO入試出願に関して、独自の出願条件を設けています。出願条件の例としては、「成績の平均が4.0以上」「英検2級以上」「TOEIC730点以上」など、成績と英語力に関する条件が多いです。(この出願条件は大学・学部によって大きく異なるので、AO入試に興味がる方はぜひ志望大学・学部の条件を調べてみてください。)

⓷ 受験時期が早い
第三の特徴は、受験の時期が早いこと。通常の一般入試は1月~3月に行われるのが多いところ、AO入試は9月~12月などの比較的早い時期に行われます。

⓸ 指定校推薦入試の様に誰でも受かるわけではない
最後の第四の特徴として、AO入試は指定校推薦の様に基本誰でも受かるわけではなく、不合格の受験者も多いことが挙げられます。

AO入試は出願条件が厳しく、受験者数も少ないので、一般入試よりは倍率が低い傾向にあります。しかし、それでも受験者全員が受かるわけではなく、落ちる受験生も当然存在します。

AO試を取り入れている大学

続いてどの様な大学がAO入試を取り入れているかについて、紹介します。

AO入試の認知度は年々上がってきており、多くの大学がAO入試を導入しています。

例えば、関東圏だと「早慶上智・MARCH」などの有名私立大学全てでAO入試が導入されているほか、関西圏でも「関関同立」などの大学がAO入試を実施しています。

また、私立大学だけではなく、国立大学でもAO入試は導入されています。

AO入試で求められるもの

最後に、今までの内容と重なる部分もありますが、AO入試で求められているもの(どの様な受験生がAO入試に向いているのか)について説明します。

もちろん大学・学部によって求められるものは様々ですが、まずAO入試にてよく求められるものとして、「成績」と「英語力」が挙げられます。具体的に「早慶上智・MARCH」などの難関私立大学ではAO入試に対して、「成績3.8以上」「TOEFL(ibt)79点以上」など成績と英語の基準を設けている場合が多いです。

そして、各大学・学部が設けている出願基準を満たしていないと、そもそもの出願ができなくなるので、「成績」と「英語力」はAO入試を受けるに当たって、非常に大切です。

これらの「成績」「英語力」は出願における必須条件ですが、これらの要素に加えて、「なぜその大学・学部で勉強したいのか」という強い出願理由や「高校時代の特出した経験(高校留学経験者の場合、その留学経験)」などがあるとAO入試では有利に働くことが多いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

高校交換留学経験者の多くが受験するAO入試。

高校留学経験者の多くは、高い英語力や高校留学という特出した経験をアピールし、AO入試にて大学進学される方が多いです。

高校交換留学を検討されている方で大学進学も考えている方は、ぜひAO入試の検討もなさってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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