みなさん、こんにちは。
今回はアユサ高校交換留学の根本先輩からアメリカの高校について聞いてみました。
イリノイ州の高校
僕の派遣留学先はイリノイ州ピオリアのRichwoods High Schoolというところでした。
生徒が1000人以上のマンモス校で、様々な人種の生徒が集う多様性に富んだ学校でした。
東南アジアや中東などから来た友達もいて、通常の授業とは別にEnglish for non-native speakerのコースが開講されていました。僕がコースの存在を知ったのは留学後半で、英語に慣れてきた後だったので、受講はしませんでした。
学校生活
何より辛かったのは、1時間目が7:30スタートということです。朝起きるのが大変で、いつもギリギリで登校していました。
授業の受け方も日本とは違います。授業が終わったらロッカーまで教科書を取りに行って次の授業の教室まで5分で移動しなければいけませんでした。おかげで歩くスピードが速くなりました。
お昼は友達と冗談を言い合いながら、時には恋バナなどもして楽しく過ごしました。
15:00から17:00まではクラブ活動の時間で、その後はその日の宿題と次の日のための予習をしていたため、平日はほとんど休む暇はありませんでした。
印象に残っている授業
① Geometry
授業内容は合同証明など、日本の数学の授業と変わりないのですが、授業のスタイルがまるで違いました。
先生は1人で説明するのではなく、生徒に質問をしながら一緒に考えるという教え方で、練習問題は班を作ってディスカッションのように話し合いながらクラスメイトと協力して問題を解きました。
先生の説明を聞いて公式を覚えるという今までの数学の授業のイメージが完全に覆されました。
② Business and Technology
損をしないための正しい株の買い方や加入すべき保険の種類など、実用的ではありますが、とても日本では高校生が学ぶ内容とは思えないアメリカらしい授業でした。
この授業を受けてからBusiness ethics (企業倫理)やMarketing (市場調査・販売)などにも興味を持ち、企業や会社のことについても考えるようになりました。
1日のスケジュール
1日の高校生活はこんなスケジュールでした。
・ Geometry (7:30 〜 8:20)
・ Business and Technology (8:25 〜 9:15)
・ English (9:20 〜 10:10)
・ United States History (10:15 〜 11:05)
・ Lunch (11:10 〜 11:45)
・ Earth Science (11:50 〜 12:40)
・ Introduction to Engineering (12:45 〜 13:35)
・ Physical Education (13:40 〜 14:30)
数々の授業
① Algebra (代数学)やCalculus (微積分学) & Geometry (幾何学):Geometryでは面積や体積などの図形や空間について主に勉強しました。
③ Business and technology:実際にテレビCMを作成し、株やマーケティングについて学びました。
④ English:国語のアメリカ版で、アメリカの詩や文学を読み、単語のテストなどもありました。
⑤ United States History:文字通りアメリカ史で、建国前から独立戦争、南北戦争など様々なことを学びました。
⑥ Earth Science:地学です。地震や火山、宇宙について学びました。
⑦ Introduction to Engineering:コンピュータを使ったネジや箱などのデザインの仕方を学びました。
⑧ Physical Education:ホッケーやフリスビーなどをしました。日本の体育の授業よりも緩かったです。
選択授業
Chemistry (科学)、Biology (生物学)、Ecology (環境学)、World History (世界史)、Politics (政治学)、Economics (経済学)、Psychology (心理学)などが選択肢にありました。
全体の成績はオールAまではあと一歩でした。
みなさんもアメリカの高校で授業を受けてみませんか?!
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アユサ高校交換留学、アメリカ高校留学
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