転校もしたことがないのに、いきなりアメリカの学校に入ってなじめるだろうか。という不安があるのは普通だと思います。ちょっとしたコミュニケーションのコツさえつかめば、これはそれほど難しいことでもありません。
そもそも、『クラス』はない。だからこそ入りやすい。
日本の学校と違って、1組2組とクラス分けがあるわけではありません。学年での横のつながりはかなり薄く、この意味では日本での転校のような疎外感を感じることはないでしょう。
むしろ、学校の規模が大きい場合は誰もあなたを留学生だと思わないこともあるでしょう。日本の学校にアメリカ人が入ってきたら目立つでしょう。しかし、中国をはじめとするアジア系の移民が多いアメリカではそうはならないことは想像がつくと思います。
クラブ活動をやろう
日本では部活は縦横のつながりが強いでしょう。
語学の授業を受けよう!
日本の学校で皆さんが英語を学んできたように、アメリカ人の多くは学校でスペイン語やドイツ語を勉強します。ただ、アメリカ人はそこまで外国語を必要としていないこともあり、外国語の授業は日本の英語ほど厳しくはないです。教わった表現で隣の人と会話の練習をするスタイルが多いため、楽しいしすぐにみんなと打ち解けます。
留学生であるという、ひとつの特権。どんどん質問しよう。
周りがあなたを留学生だと思わないことがあるという話をしましたが、この状況が続くのはよくありません。自ら留学生であることを言っていくようにしましょう。授業でわからない指示がときに隣の人に聞いたりしていくことで、自然とコミュニケーションが生まれるはずです。留学生が授業でわからないことがあるのは自然だし、これを機に友達ができるというのは留学生の特権なのです。はじめは英語で質問するのも難しいでしょう。自分の学校に来ることを想像してみてください。なにか聞かれて、たとえ言っていることがよくわからなくても、悪い気はしないですよね。アメリカ人もこれは同じです。