みなさん、こんにちは。
昨日はタイムアウトについてお伝えしましたが、最近では「タイムイン」という方法があります。
タイムインとは
タイムインがタイムアウトと大きく異なるのは、子どもを1人きりで別室や部屋の隅、階段に座らせるのではなく、親が子どもといっしょに座って、その子の感情や行為について穏やかな口調で話しながら、その子の気持ちを落ち着かせていくという点です。
タイムアウトとタイムインのちがい
タイムアウトの場合は、一人で冷静になる時間を設けます。冷静になって自分のやったことを振り返ることにつながります。しかし、子どもの性格によっては「自分は悪い子だからパパもママも自分といっしょにいたくないか」と思い込んでしまうかもしれません。心細くなればなるほど、ストレスを発散するために玩具を壊したり、物を投げたりなどの行動につながります。
一方、タイムインは同じ場所で話をしながら、自分のやったことを振り返り、どのようにすればいいかを話して聞かせる方法です。
どちらが良い悪いということは、ありません(‘◇’)ゞ タイムアウトでもタイムインでも愛情をもって行えば、子ども分かるはずです?
子どもに寄り添う「タイムイン」のやり方
タイムインの方法は、まず1~2回深呼吸をします。
次に、子どもといっしょに落ち着ける場所に移動します。たとえば、ソファーやダイニングルームのテーブルなどです。そして、子供の気持ちを聞いてみましょう。たとえば「すごく怒ってるみたいね」とか「イライラしてるようだけど」などど穏やかに話しかけましょう。
この時に子どもの気持ちを否定したり、抑え込もうとしたりせず、言葉に耳を傾けてあげましょう。子どもの話を十分に聞いてあげることで、子どもも落ち着きます。その時に泣いても慌てず、話を聞いてあげましょう。涙は感情が解放されたサインかもしれません。そして、頃合いを見て抱きしめてあげてください。
最後にどうしてさっきの行いがいけないことなのか、どうすればいいのかを伝えましょう。
まとめ
人間の感情の調整や制御は、脳の一部である前頭前皮質の発達とともにコントールされていきます。前頭前皮質が完全に発達するのは、青年期を迎えてからです。それまでは感情の調整が難しいのです。子どもが思い通りの反応をしてくれなくても、「成長過程」として見守りながらアドバイスしましょう。
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