アメリカの生活

アメリカ大統領選の仕組み(アメリカ留学)

昨日の記事でご紹介した「アメリカの大統領選、二大政党とは?」に続き、アメリカの選挙の仕組みをご紹介します。

アメリカの選挙の仕組み

昨日の記事に続いて本題の2つ目、アメリカの選挙の仕組みについてお話します。

こちらも実は非常にシンプル。

アメリカでは州によって「選挙人」という州の持ち票の大きさが異なります。

簡単に言えばポイント制です。選挙人は「人」という単位で表現されることが多いですが、わかりやすく「ポイント」という言葉を使ってご説明します。

人口の多い大きい州のポイントは高く、小さい州のポイントは低いということです。

ポイントとは?

前回の例だとヒラリー氏とトランプ氏、より多くのポイントを手に入れた方が当選です。

ポイントが大きい州としては以下が代表的です。

1. カリフォルニア州    55ポイント
2. テキサス州     38ポイント
3. フロリダ州      29ポイント
4. ニューヨーク州     29ポイント

それぞれの州で、票数が一点でも上回ればこのポイントを総取りすることができます。

例えばカリフォルニア州でヒラリー氏が49%の票を得ていても、トランプ氏が51%得ていたら、トランプ氏が55ポイントを得ることになります。

これらの大きい州は「激戦区」のように扱われるため、ニュースでも話題になります。

これだけ知っておくだけでもニュースについていきやすくなると思います!

スーパーチューズデーとは?

アメリカ大統領選挙のニュースで「スーパーチューズデー」と聞いたことがあるかと思います。

2月から3月上旬の火曜日に予備選挙や党員集会が多くの州で開催される日があり、これを「スーパーチューズデー」と呼んでいます。2020年の今年は3月3日でした。

この「スーパーチューズデー」で候補者が事実上絞り込まれることが多く、4年前には、民主党のクリントン氏と共和党のトランプ氏が11の州のうち、7つの州でそれぞれ勝利し、指名獲得に大きく近づきました。

今年、2020年は14の州で行われ、民主党の候補者争いはジョー・バイデン前副大統領と左派バーニー・サンダース上院議員との一騎打ちとなっています。

なぜ火曜日が投票日?

アメリカの選挙は開拓時代から行われましたが、キリスト教徒であった人々は日曜日を安息日として休み、家族と共に過ごしました。

皆、日曜日は休み、投票所から離れていても月曜日に票所を目指して出かけ火曜日に投票をしました。

そのため、現代でも投票日は火曜日となっています。

アメリカ大統領選がわかるお勧めの映画

「スーパー・チューズデー」
(原題:The Ides of March)
ジョージ・クルーニー監督×レオナルド・ディカプリオ製作総指揮
実際に選挙キャンペーンスタッフだった原作者が実体験をベースに描いたサスペンス作品

「フロントランナー」
(原題:THE Front Runner)
ジェイソン・ライトマン監督
1988年の大統領選。46歳の若さで大統領候補になったゲイリー・ハートが最有力(フロントランナー)。しかし、マイアミ・ヘラルド紙の記者がつかんだ彼のプライベートが報じられ事態は一変、大事件に発展。

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