日本では靴を脱いでから家に上がりますね。西洋では部屋の中でも靴を履いている人も多くいます。なぜ日本では家で靴を履かないのでしょうか?
日本で靴を脱ぐのは?
日本では昔から畳の上(今ではカーペットの上など)に直接座ったり、寝転がったり、お茶を飲んだり、食事をしていますね。夜になる布団をひいて寝ることもあるでしょう。そのため、家に上がる時は、土足のままではよくないという考え方・習慣があります。さらに、足は精神から最も離れているとも信じられています。そのため、家や寺院などに入る前には、汚れている靴を脱ぎたいのです。
スリッパは日本発(‘Д’)
日本人が明治時代に発明したのが「スリッパ」です。西洋人が、靴を履いたまま畳に上がってくるため汚れたり、畳が傷んでしまいました。そこで、仕立て職人である徳野利三郎氏が「靴を脱がないのであれば覆ってしまえばよい」と考え、「スリッパ」を開発しました。当時は、靴の上からスリッパを履いていました。
ちなみに、日本で部屋の中で履く「スリッパ」は、アメリカではあまり目にしません。部屋で靴を脱いだ場合は靴下のまま歩くか、”Room shoes”と呼ばれる室内履きををはきます。またビーチや外出先で履く「サンダル」は 英語では”flip flops”と言います?
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