アメリカの生活

英語でノーベル賞について語ろう

皆さんこんにちは。現在フランスに留学しております、
2015年度アユサ高校交換留学生の根本です。

今回のテーマは、吉野彰 (Akira Yoshino)のノーベル化学賞(Nobel Prize in Chemistry) 受賞です。

吉野氏はあのリチウムイオン電池の発明者の1人として知られています。リチウムイオン電池と聞いてもよくわからないという人も多いと思いますので、今回は

1. リチウムイオン電池はなぜすごいのか
2. 吉野彰氏はどのような人物であったか
この二つを英語で紹介したいと思います。

まずはリチウムイオンについて

Akira Yoshino invented Lithium ion battery, which is the first rechargeable battery in the world.
吉野彰はリチウムイオン電池という、世界初の充電式電池を発明しました。
Lithiumの”th”の発音と、ionはイオンではなく、”アイオン”と発音するので、注意していただければと思います。
そしてこのフレーズの中でも極めて大事なrechargeable (充電式の)という単語は必須です。吉野氏の話をする際には、invent (発明する)もたくさん使うと思います。
リチウムイオン電池は、我々が毎日のように使っているスマホやパソコンに含まれているあの電池のなんですね。もはや当たり前すぎて逆に名前すら知りませんでしたよね。しかし、今ではたくさんの人の生活必需品となっているものを発明するとは、とても大きな偉業ですね。

吉野彰氏はどのような人物?

そして次に、なぜ吉野氏はノーベル賞を受賞できたのかをかっこいい英語の使い方を交えて紹介したいと思います。

He was persistent, flexible and easygoing.  彼は粘り強く、柔軟で、そして気楽な性格であった。
粘り強さと気楽さという、一見相反する二つの性格を兼ね備えていたのがポイントですね。

Persistent (粘り強い) 、flexible (柔軟な)、そしてeasygoing (気楽な)は人の性格を表す時に使える単語です。この人一体どんな人?なんて聞かれた時に、He is flexible and easygoing (彼は柔軟性があって気楽な人だよ。)なんて風に答えてあげられると素敵です。
I think persistency, flexibility, and easygoingness are the essential factors to be successful.

粘り強さ、柔軟性と気楽さは成功に欠かせない要素だと思います。
Persistency、easygoingness、flexibilityと名詞として使うこともできます。自分の意見を述べたい時などは、essential (欠かせない、必要不可欠な、本質的な)という単語がとても便利です。これが1番大事だ!ということを強調したい時などに使ってください。Ex. Sleeping is essential for my life!

Factor (要因)もとても使えます。似たような単語で、element (要素)、aspect (側面)などがあります。結果の要因がfactor、全体に必要な要素がelement、そしてものの側面がaspect。うまく使い分けられると英語力だけでなく言語能力も上がります。

吉野氏の言葉

最後に吉野氏の言葉を紹介して終わりたいと思います。
Predict the future and be confident. 先を読め、そして自信を持て。
決して諦めない粘り強さを兼ね備え、うまくいかない時は「なんとかなるさ」と気楽にストレスを溜め込まない。そして、何にでも興味を持つ頭の柔軟性。

アユサ高校交換留学生の皆さんもこういった力を留学中に身につけ、未来のノーベル賞受賞者になる日が来るかもしれません。そうなったら是非、授賞式に呼んでください!

アユサ高校交換留学
www.intraxjp.com/ayusa/