こんにちは。
今回は、アメリカ高校交換留学を経験した青木先輩からフロリダ州の環境と学校の授業について詳しく聞いてみました。
フロリダ州の環境
フロリダ州は南東の半島に位置し、面積は日本の4割ほどです。
南に位置するため温暖で、観光地として人気です。気候を好んで移住してくる人も多く、州内に在住する50歳以上の方で、フロリダ生まれの人口は1/5に過ぎません。
本当に暖かい所なので、10月現在も最高気温は毎日90℉(32℃)近く、日没も7日現在19:00(東京-17:14)と夕方まで暑く感じます。
もう一つ、南に位置するフロリダの特徴として、スペイン語圏にルーツを持つ人々が多いです。
地理的に南米に近く、(南米大陸はブラジルを除きスペイン語が公用語)南から人々が入って来やすい環境にあるからです。僕の学校でも、スペイン語の授業を受けている生徒が多いです。また、商品に付いているタグや街中の看板など、英語とスペイン語の両方の記載があるものを多く街中で目にします。
学校の授業について
英語の授業では、先生の話を聞き、教科書を読み、ノートをとります。とても静かな授業です。
しかし一方、歴史や数学、理科では、先生と生徒、あるいは生徒同士が、それこそ始終意見交換を行っています。
ここで一つ感じるのは、みんな非常に意見交換が大好きだということです。日常会話がディベート状態になることもよくあります。もちろんこのディベートに自分も加わろうと思ったら英語力も大事ですが、それ以上に身の周りの一つ一つに意見を持つことが大切です。
家具、服、映画、スポーツ、日本文化、なんでも「どう思う?」と聞かれて肯定、否定することが時に難しかったりします。
普段周りの物全てに感想を持ち、その価値観をお互いに交換するということを、日本の学生よりはるかにしている、という印象です。
特に僕は、日本の政治や第二次大戦、日本の欠点について聞かれた時に言葉が詰まりました。みんな日本(と外国人としての留学生)に興味を持ち、様々な質問をしています。普段から多くのジャンルを意識して、それぞれに感情を持つ重要性を感じます。
クイズについて
それぞれの教科で2-3週間毎にクイズ(ミニテスト)があります。
成績を大きく左右するものです。復習がしっかりしていれば満点近く取れます。なぜなら範囲が分かっているので難しい単語も暗記で網羅できるからです。
単語さえ完璧なら周りのネイティブより点数とれます。あと、先生方との授業後の会話はものすごく重要です。自分が授業で聞き逃していた大事なことを教えてもらえます。宿題を聞き逃していることもしばしばで、成績に直結するという面でも継続すべきことだと思います。
授業で大変だったこと
留学当初は、先生の話を聞きとれるけど難しい単語に引っかかる、教科書を読むスピードはまだまだ遅い、一対一の会話はできるけどグループチャットにはついていけない、ということがありました。
そして、日本人は数学が得意でアメリカで活躍できる、というイメージを持っていました。が、全くそんなことはありませんでした。日本より震度が早く、知らないことばかりで回りの生徒は数学が良くできます。学校差があるのかも分かりませんが、日本にいた時にあったイメージと大きく違ったことの一つです。
ちなみに教室内のルールは、学校によると思いますが、僕の学校の場合携帯食事が禁止の場合が多いです。給水、トイレ休憩は自由です。
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アユサ高校交換留学、アメリカ高校留学
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