みなさん、こんにちは。
今日は2007年にアメリカ高校交換留学に参加した先輩から「アメリカ高校留学を経験して思うこと」について聞いてみましょう(^^)/
アメリカ高校留学のきっかけ
私は、中学生のときに行った短期語学研修をきっかけに国際関係や語学について興味を持ち始め、２００７年の夏から去年の６月にかけての約１０ヶ月間アメリカのオハイオ州に留学しました。私の行った地域は凄く田舎な小さい街で、家の近くに馬や牛がいるほどでした。
私は、ホームステイをしながら、近くの公立高校に通いました。生徒数は８００人ほどの、アメリカの学校にしては小さな学校でした。
最初は大変(;’∀’)
最初の一ヶ月間はとにかく新しいことだらけで向こうの生活に慣れるまで本当に大変でした。その時点での私の英語力、コミュニケ－ション能力はまだまだ低く、会話をしたりすることが困難でした。しかし、私が努力しないと何も変わらないと気づき、積極的に何事にも挑戦し、多くの人と関わっていこうと努力をしました。秋は、ガ－ルズサッカ－チ－ムに入り、スポ－ツを通して学年が違う多くのチ－ムメイトと仲良くなることができました。
アメリカ学校の授業
アメリカ学校の授業形態は日本の授業形態と全く異なります。一つの教室に生徒が滞在し、教師がその教室に来て授業をする日本の授業形態に比べ、アメリカは自分でそれぞれカウンセラ－と相談して授業を選択し、教師一人一人が持っている教室に生徒が移動して授業を受けるというものでした。毎回毎回、移動をしなければならないのが大変でした。時には、学校の端から端までを４分間の短い休み時間に移動しなければなりませんでした。
成績優秀者となった(*’▽’)/
最初の３ヶ月間は、授業についていくのに必死でした。特に最初の一ヶ月は、先生の言っていることが全く理解できず、宿題を出されたかどうかもわからない状態でした。アメリカは留学生に特別扱いなど全くしません。なので、私が聞きに行かないとどんどん追いていかれる状態だったので、毎回授業のあと先生に確認として宿題や授業でわからなかったことを聞くようにしました。そんな毎日を繰り返していくと、自然とついていけるようになりました。そして最終的に化学と数学の授業でクラストップを取ることができました。
成績優秀者賞などももらうことができました。留学生だけど認めてもらえたように思えて本当にうれしかったです。
地域活動・部活にも参加
勉強だけではなく学校や地域のいろいろな活動にも積極的に活動しました。Community Service として地域の清掃活動をしたり、近くの幼稚園に職場体験としてボランティアに行ったりなどしました。春には陸上部に所属し、勉強と部活の両立をはかりました。コ－チやチ－ムメイトにもチ－ムの一員として認めてもらい、とても良い経験になりました。
ホストファミリーとの生活
ホストファミリ－との生活も素晴らしいものでした。私のことを本当の家族の一員として認めてくれ、特別扱いなど一切しませんでした。休日には外食に出かけたり、ホストファミリ－とただ何気なく生活する毎日が本当に大好きでした。自分のことを何でもさらけ出して言えるそんな仲になれてほんとうによかったです。クリスマスが一番思い出に残る行事でした。
日本と違い、アメリカのクリスマスは家族と過ごすのが普通です。クリスマスツリ－も日本と比べられないくらい高く、街もとてもにぎわっていました。プレゼントもたくさん交換しました。日本にはない家族との行事だと思いました。良い思い出がたくさんある一方で、辛い出来事もたくさんありました。そんな時、周りの人々の支えがあったので乗り越えることができました。
アメリカ留学をして思うこと
英語力を伸ばすだけじゃなく、大切なことをたくさん学ぶことができました。それは、最高なホストファミリ－に出会えたこと、最高な友達・学校に恵まれたこと、影で支えてくれる日本の友達がいたこと、そして１年間日本を旅立つことを許してくれて応援してくれた家族がいることに気づくことができました。
この留学は自分ひとりの力じゃ成功していなかったと思います。語学力向上や異文化体験もできた一方で、精神面も鍛えることができ、何事にも広い視野を持てるようになったことがこの留学で得たかけがえのないものです。この留学を将来のばねにしてこれからの人生頑張っていこうと思います。
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アユサ高校交換留学、アメリカ高校留学
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