人を尊重するアメリカ文化
アメリカに来てから約1週間が経ちました。この一週間は新しい食べ物、人、学校、生活サイクル、言語、など毎日たくさんのことを経験し、これまでにないほど充実した一週間だったと感じています。その中で私は、私を取り巻く、他人を尊重する文化に驚きました。
具体例としてまず1つ目は、AYUSAのオリエンテーションでも言及されていたことでもありますが、話すときに相手を尊重した表現が使われるということです。例えば、人に頼みごとをするとき、私の周りでは命令形はあまり使われません。私のホストファミリーは家事の手伝いを依頼するとき、“Do you want to clean the bathroom?”や、”Do you want to put this away?といった表現を使います。
アメリカ人はとっても親切!
2つ目は、人々が親切だということです。人種差別を受けることがあるかもしれないと思っていましたが、今のところありません。日本から来たというとほとんどの人が ”That’s awesome!” といったような反応をしてくれて、日本について興味を持ってくれます。また、友達と話していてわからない言葉があると話の途中で聞いてしまうのですが、そのときも嫌な顔一つせずにこういう意味だよ、という風に説明してくれます。クラスではいつも私の隣の席に座っている子が毎回その独特な味を紹介するためにメキシコのお菓子をくれます。クラスで発言する中で英語の適切な表現が出てこない時は、聞いている子が私の言いたいことを推測して言葉を補ってくれます。また、誰かが発言をするときはその人の話を聞き、その人を受け入れます。
相手の気持ちや考えを尊重し認め合い受け入れる文化が土台にある上で、自分の意見を尊重する文化が成り立つのだ、ということに気づき、驚きました。