アメリカの高校ではサンクスギビングウィークですね。どんな過ごしかたをするのでしょう。
サンクスギビングとは？
サンクスギビングの始まりは、1621年、イングランドからの宗教的な移民であるピルグリム・ファーザーズと、アメリカの先住民であるワンパノアグ族（インディアンの部族）の協力による収穫祭にさかのぼります。ピルグリムたちは厳しい冬を生き抜き、ワンパノアグ族から農業や狩猟の技術を学び、初めての収穫を祝いました。これが後にサンクスギビングの原型となり、感謝の意味を込めて食事や祝祭を共にする伝統が生まれました。
サンクスギビングデーはどう過ごす？
現在アメリカでは、毎年11月の第4木曜日にサンクスギビングのお祝いをします。この日は祝日として確立されており、通常は家族や友達と一緒に感謝の日を祝うために集まり、食事を共にすることが一般的です。特に七面鳥の料理が伝統的で、名脇役のクランベリーソースも有名です。
この日は朝からニューヨークでサンクスギビング・デー・パレードが開催されるのですが、そのテレビ中継を見ながらお料理を作るのが毎年恒例だとホストマザーが言っていました。日本で紅白歌合戦を見ながらお節料理を作る、みたいなものでしょうか。
また、アメリカンフットボールのNFL（National Football League）で複数の試合が行われることがあり、家族や友達が一緒に観戦することもサンクスギビングの伝統の一部だそうです。
ちなみに、この日は多くの店舗や企業が休業となります。スーパーやガソリンスタンドなど、事前に営業時間を確認するようにするといいですね。
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