みなさん、こんにちは。
今日はアメリカの西部開拓についてお話します。アメリカ留学前に覚えておきましょう(‘◇’)ゞ
西部開拓とは
かつてアメリカはイギリスの植民地でした。アメリカ合衆国として独立を果たした後、その領土は北アメリカ大陸の東部、かつての13植民地が中心でした。それから19世紀を通じて 北アメリカ大陸の西側に領土を広げていきました。 これを 西部開拓といいます。
フロンティア
合衆国の人たちにとって大陸の西側は、よく分からない「未開の地」でした。知らない土地に足を踏み出すのは勇気がいりますね。
すでに知っている開拓済みの地域と、まだ知らない未開拓の地域の境界を フロンティア(辺境) と呼びました。
Manifest Destiny
人々は、西部開拓はManifest Destiny(マニフェスト=デスティニー)だと主張しました。Manifest Destinyは「明白なる使命」や「明白なる運命」、「明白なる大命」などと訳されています。
当時のアメリカは人口増加とそれに伴う土地不足 に悩まされており、そのような状況で西部開拓を行うのは「 神からの思し召し 」であると正当化したのです。
州を買収
その後、フランスから ミシシッピ川以西のルイジアナ を買収し、スペインからは フロリダ を買収しました。さらに、1845年にメキシコから独立した テキサス を併合しました。その後、1846~1848年の アメリカ=メキシコ戦争 でメキシコに勝利し、 カリフォルニア を獲得しました。
このように、独立当初は東側に集中していた領土は、西部開拓によってどんどん西側地域に広がっていきました。
コールドラッシュで人口増加!
1848年に、アメリカ軍占領下のカリフォルニアで 金鉱 が発見されました。うわさは瞬く間に広まり、一攫千金を夢見る人たちが多数カリフォルニアに移住することになったのです。これを ゴールドラッシュ といいます。
このゴールドラッシュの影響で、西部地域の人口が増加することになりました。
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