西﨑理和さん

  • 派遣先:オハイオ州
  • 2022年度 派遣生

留学するにあたって意識したこと

留学に向けて、留学中に自分の考えを伝えられるように、また、留学の序盤からたくさんの人と難なく楽しく会話ができるように、英語の勉強に力を入れました。英語はコミュニケーションツールなので、理解できるだけで世界が広がると期待し、その期待をモチベーションにしていました。
また、高校交換留学では、アメリカの文化を理解して生活習慣に慣れるだけでなく、同時に日本の文化や風習、価値観を現地の人に紹介して理解してもらうことも大事だと聞いていたので、どのように表現したら日本の文化をアメリカの人に好きになってもらえるか、どんな英語表現をしたら理解してもらえるかを考えながら準備をしました。

ホストファミリーとの思い出

クリスマスの時期になると、アメリカでは家の外観と内観のデコレーションをしている割合が高いです。また、毎年、まだ生きている木を伐採しに行ってクリスマスツリーとして使う家が多く、私も体験することができました。ブルーベリー狩りやリンゴ狩りと同じスタイルでクリスマスツリーの元となる木が大量に生えているフィールドで、Bow Sawという道具を使って切り倒しました。切り倒した後はトラックで持ち帰り、木を立てたらデコレーションをしました。オーナメントも日本と少し違い、バリエーションが豊富で、カラフルな球型のものだけでなく、本当にいろいろなものがありました。
冬休みには、ニューヨーク州のLake Placidに旅行に行きました。Airbnbで大きな家を借りて、友人家族のうち二人とホストファザーのお兄さんとその娘さんを招待して楽しみました。東京では滅多に雪が降らない上に積もることは少ないので、初めて深く積もった雪を見ることができました。

学校、学校の友人との思い出

ウィンターフォーマルに参加しました。ホームカミングやプロムと違い、ウィンターフォーマルはSadie Hawkins Dance(伝統的には女性が男性を誘うダンス)でしたが、女友達と参加しました。お昼から友達の家でメイクやヘアセットなどの準備をし、別の友達の家でPotluck Party(持ち寄りパーティ)をしました。私は友達と巻き寿司を持って行きましたが、喜んでもらうことができました。
クラブ活動では、BPA(Business Professionals of America)に所属し、国主催のリージョナルの大会で二項目のコンペに参加しました。先日その授賞式があり、私の高校が初出場にして、メンバーも含めて6項目で優勝することができました。
そのうち、私はManagement, Marketing& Human ResourcesとDigital Marketingの項目で1位を獲得することができ、州都コロンバスで行われるState Competition(州大会)へも出場することができました!

自分が成長した点

学校の友達やホストファミリー、地域の人との交流を通して、自分がどのような人で、将来はなにをしたいかを考えるきっかけになりました。友達やホストファミリーとの日常的なコミュニケーションから授業でのディスカッションまで幅広い場面に居合わせたことで、自分とは違う意見にも納得して理解しようとする前向きな姿勢ができたと思います。
また、もっと違う世界を見てみたいという好奇心が刺激され、大学での交換留学、海外大学進学、またその後の海外現地就職など、形はどうあれ、グローバルな進路への希望が強まりました。
アメリカの高校での交換留学は、グローバルな視野と文化の多様性に対する深い関心の念を育む経験となり、グローバル化が加速するこの世界に貢献しようと思うきっかけにもなったと思います!