金谷あかりさん

  • 派遣先:フロリダ州
  • 2018年度 派遣生

留学するにあたって意識したこと

まずは、自分が置かれている環境を最大限に活かして、積極的に何事にも臨むことです。例えば、私の学校には、ネイティブの先生も帰国子女の友だちもたくさんいました。ネイティブの先生と自ら積極的に会話をしたり、帰国子女の友だちにアメリカでよく使う表現などを教えてもらったりしました。
また、交換留学生であるという自覚を持って行動することも意識しました。日本の様々な文化をアメリカに発信する発信源であり、且つアメリカの文化を肌で感じて日本のみんなに伝えることが交換留学生の使命だと私は考えていました。

ホストファミリーとの想い出

到着した日に、日本のお土産をホストファミリーに渡したらとても喜んでくれました。特にお寿司のマグネットや扇子、ハイチュウなどは気に入ってくれたようです。
日本食もたくさん振舞いました。うどんやカレーなどは大好評で何度も作りました。
クリスマスにはホストマザーの祖母のお家に行って大勢でクリスマスをお祝いしました。家族全員でプレゼントを開けました。とてもたくさんのプレゼントをもらうことができました!私からのプレゼントもみんな喜んでくれました。
大晦日にホストファミリーやご近所さんたちと盛大なパーティーをしました。元日にはみんなで着物を着て、お餅を食べて、日本風のお正月を楽しみました。ホストファミリーにも日本文化を実感してもらえて嬉しかったです!
いろいろな季節のイベントを楽しんだり、一緒に買い物に行ったり、日曜日に協会に行ったり、長期休みを利用して旅行に行ったり…とホストファミリーとは素敵な思い出がいっぱいあります。

学校、学校の友人との想い出

最初は、友だちができるか、勉強についていけるか、など不安なこともありましたが、だんだんと学校にも慣れて友だちもたくさんできて楽しく毎日を送ることができました。学習面では、分からないことがあればすぐに先生に聞きに行く、もしくはメールでやり取りをするようにしていました。アメリカの先生たちは生徒との距離が近いのでとても話しやすいです!
学校生活で嬉しかったこともいくつかありました。成績、授業態度ともに優秀と認められる生徒に対して送られる賞を「英語」と「数学」の教科で貰うことができました。クラブ活動では、水泳部とテニス部に入って活動をしていました。水泳ではシーズン最後の大きな大会でチームが見事優勝することができ、みんなと喜びを分かち合いました。
アメリカンフットボールのシーズンが始まると、ホームゲームのときは短縮授業になり、学校全体で壮行会が行われるなど、とても盛り上がった雰囲気の中にいました!
また、アメリカの高校生にとっての一大イベントとも言えるプロムにも特別に参加させてもらうことができました。とても楽しい時間を過ごすことができ、プロムに参加できた経験は、私の一生の宝物になりました。

自分が成長した点

アメリカでの学校生活が始まったばかりの頃、私は英語が分からず、何を聞かれてもとりあえず頷いているような状態でした。しかしそれではだめだと思い、積極的に先生や友だちとコミュニケーションを取るようにしました。たくさんの人とコミュニケーションを取ることで距離も縮めることができ、日本に訪れることを約束してくれた先生や友だちもいました!
全く新しい環境に一人で飛び込んで適応していくということは決して簡単なことではなかったですが、この10か月を乗り越えることで様々な経験を積むことができ、人として大きく成長できました。