鈴木麻莉子さん
- 派遣先:ミズーリ州
- 上智大学 総合グローバル学部
留学中の進路について悩んだことはありますか
もちろん何度もありましたし、そのことで親に電話をしたこともありました。しかしその時に母からのアドバイスで留学期間をとにかく楽しんで、そして帰国してからたくさん悩むという道を選びました。実際に志望校を決めたのは帰国後の夏です。
帰国後の受験勉強について
夏休みに志望校を決定したにも関わらず、英語弁論大会に参加することになったので、実際に受験勉強を本格的に始めたのは秋頃でした。私は特に塾に通うことなく、放課後に学校に残り、先生から与えられた小論文対策課題をコツコツ解いていました。面接練習は本番の二週間前からほぼ毎日1日3人の先生と行いました。面接に限らず受験対策として自分が気になった国際関係学等の本を読み、知識量を増やすなどしました。正直不安に感じる時も多くありましたが、やる しかないという気持ちで臨みました。
留学が受験に役に立ったと思われる点
留学をしたことにより、将来のビジョンが明確になったということと、一年のアメリカでの生活を乗り越えて多少の事には耐えられるようになったということです。また、大学受験の面接の際にアメリカでの経験や自分の将来のビジョンを聞かれましたが、特に詰まる事もなくしっかり言うことができました。ただ長期留学をしただけでは無く、それによって自分はどう変わって何をしたいと思うようになったという事も試験官に伝える事ができました。
後輩への応援メッセージ
まず一番に私が言える事は「留学をして後悔した事はない」と言う事です。正直、大変なことも辛いことも数え切れないほどありました。しかし今振り返ってみるとその全てが私を確実に成長させたと思います。日本に普通に高校生活を送っていたらできない経験をたくさんさせていただきましたし、かけがえのない家族や友達が国を超えてたくさんできました。もし今留学をするか悩んでいたらぜひ大きな一歩を踏み出して欲しいと思いますし、私の体験談を読んで留学してみたいと思ってくれる人がいれば幸いです。